情報紙HONETSUGI ACADEMY

院を創る5つの極意(3)
2012.04.06

院を創る5つの極意(3)

ほね大情報誌第10号のテーマは「院を創る5つのポイント」。「導客」「コストパフォーマンス」「BGM」についてそれぞれの活躍者から5つのポイントを伺いました。~院内の快適さを演出する「BGM」の効果~

活躍者から学ぶ店舗作りのポイント



院を創る5つの極意(3)
~活躍者から学ぶ店舗作りのポイント~











院内の快適さを演出する「BGM」の効果

近年はどの業態でも「居心地の演出」が差別化の重要なテーマとされています。特におひとりでご来店され、他人と同じ空間で過ごす待ち時間があり、施術中にも症状について会話が他人に聞こえてしまいがちな院内空間は、他の業態以上に聴覚に対する配慮が求められます。今回はその院内空間における音楽(院内BGM)について考えてみましょう。
1つ目は、「流す音の大きさ」。人間の聴覚心理の1つで、音量差のある2つの音を同時に聴いたとき、聴覚はより大きい音を聴いてしまい、小さい音が聞こえにくくなるのがマスキング効果です。これを活用して会話より少し大きな音量でBGMを流すことで「音のカーテン」を作り、大切な会話の漏洩を防いだり、また人によっては不快な機械音を緩和させる事ができます。つまり、安心と落ち着きをもたらす効果があると言えるでしょう。


2つ目は、「機材の選定と配置」。音の良さの7割を決めると言われるスピーカーやアンプの選定は重要です。例えばエアコンの設置場所もそうですが、スピーカーも設置場所(配置)を間違えると「音場の濃淡」が生まれやすく、快適な院内空間を作れません。
3つ目は、「楽曲の選択」。これが最もわかりやすいBGMの活用だとも言えます。例えば、カフェではゆったりとしたボサノヴァを流したり、食料品スーパーが購買意欲をあげるアップテンポな音楽を流すのも同じ理由です。院内でも患者様に感じていただきたいイメージを音楽で表現し、伝える事ができます。やさしい印象を与えるヒーリング・ミュージック、清潔感や透明感にはクラシック・ピアノやギターの澄んだ音色がおススメです。
4つ目は、「音の変化」。毎日同じ音楽の繰り返しは注意が必要です。特に長時間その空間で過ごす従業員の方の意識や思考がマンネリ化しがちです。午前や午後など一日の時間の流れに合わせて、最適なBGMをセレクトする事をおススメします。
5つ目は、「季節の彩」。内装や照明は季節毎には変えられませんが、BGMなら簡単に雰囲気に変化をつける事ができます。特に接骨院の場合、ある程度の期間を一定の間隔で通う事になる患者様が多いだけに気を配りたいものです。
例えるなら、花瓶に生ける花が変わるように、季節感やフレッシュ感を音楽の音色に合わせて患者様にお届けできたら素敵ですね。
(取材協力/USEN・杏中 優仁)



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