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接骨院スタッフ教育の基本
2020.04.16

接骨院スタッフ教育の基本

皆さんの接骨院では、どのようなスタッフ教育を行っていますか?このコラムでは、すべてのスタッフ教育に当てはまる基本的なポイントをお伝えします。

接骨院スタッフ教育に必要なこと

教育とは、「教えること」そして「育てること」。指導と育成、この2つが揃っていなければなりません。皆さんは、スタッフにどんな人になってほしいですか?あなたが望むスタッフを想像してください。どんなスタッフ像が思い浮かびましたか?

・率先して取り組むスタッフ?
・課題を見つけられるスタッフ?
・より良い施術所にしようとするスタッフ

など、いくつかの理想像が浮かんだのではないでしょうか。
そのスタッフ像を叶える為に必要な教育が何であるかを考えましょう。この記事では、すべてのスタッフ像に当てはまる基本的な部分についてお伝えします。


◆接骨院スタッフ教育に必要な10の条件
①接骨院の方向性を決め、規則をはっきりとさせる(店舗or施術所or接骨院)
②スタッフの評価を正当に行う
③スタッフに「承認」していることを伝える
④決まりごとは雇用契約時にはっきりと伝える
⑤立場のある人間が見本となるようにする
⑥スタッフのやる気を引き出す
⑦自分の仕事と同じことをやってもらう
⑧何度もチャレンジさせる
⑨マニュアルを作る
⑩定期的にミーティングを行う

①接骨院の方向性を決め、規則をはっきりとさせる(店舗or施術所or接骨院)

人によって考え方が違うことは当然で、どれが正しい・間違っている、というルールも世の中にありません。

院内における「考え方の正解」を示し、その方向性に沿ったルールを決めることで、教育・行動に統一性が保たれるようになります。

②スタッフの評価を正当に行う

昔ながらの「見て学べ」という本人任せの育成ではなく、院長としてスタッフの現状を客観的に言葉で明示し、成長に向けた道筋を示す仕組みが必要です。

③スタッフに「承認」していることを伝える

ここで言う承認は「相手に表れている変化、成長、成果に気づき、言語化して伝える」ことを意味します。そうすることで、相手は「自身が行っていることをきちんと見てくれている」という安心感を抱き、目標達成に向けた行動を促進していきます。

そして、「任せる」ということも重要です。達成が難しいことでも、努力が必要なことでも、ひとまず任せてみてください。「初めて」「失敗」は、誰もが通る道です。失敗することを恐れない心を育ててあげましょう。

④決まりごとは雇用契約時にはっきりと伝える

初めの段階で自院の考え方を理解してもらうことで、行き違いや退職を防ぐことにつながります。

トラブル発生を防ぎ大きな損失を生まないためにも、雇用契約書を作成し、本人から署名・捺印をもらうようにしましょう。

⑤立場のある人間が見本となるようにする

目の前のスタッフの成長には、あなた自身の成長を見せることも大切です。スタッフはあなたの姿を見て育ちます。人は勝手に育つことはありません。「なぜ言うことを聞かないのだろう?」と、教える側の悩みは常にあるでしょう。

しかし、それは「スタッフが言うことを聞かないのは、スタッフの声を聞き取れていないから」なのかもしれません。スタッフを変えたいと思ったら、まず自分自身を振り返ってみましょう。

⑥スタッフのやる気を引き出す

人材育成とは、相手を自分の都合のよいスタッフにする事ではなく、「相手をやる気にさせる事」です。自分の意志で行動している時としていない時とでは、結果が全く違います。

メンタリング・マネジメントを活用して、スタッフをマネジメントしてみましょう。

⑦自分の仕事と同じことをやってもらう

自分の不得意な分野を任せようとする方が多くいらっしゃいますが、この方法はおすすめしません。もしスタッフがミスをした場合、自分が不得意な分野ではフォローできない可能性があるからです。

まずは、あなたが得意とする業務だけを教えるよう徹底しましょう。ご自身の姿を見せ、そしてその業務の意味合いや目的、コツなどを正確に伝えてあげてください。

⑧何度もチャレンジさせる

接骨院に限らず、仕事に取り組む時にはチャレンジし続けることが重要です。どうしたら成功させられるか、なぜ失敗したのか、次はどうすればよいのか。常に振り返りと改善の繰り返しです。あなたの接骨院のスタッフが諦めて何もしなければ、院の成長はありません。

また、失敗する前に助言はせず、大いに失敗を体験させてあげることが重要です(落ち込んでいる時には優しい言葉をかけてあげてくださいね)。そして、少しでも成功した時はしっかり褒めましょう。一度成功を知ると、また成功したい!と思うものです。そんな経験をぜひスタッフに味わわせてください。

⑨マニュアルを作る

院のスタッフとして何をすべきか、その院の基準となるマニュアルを作成しておきましょう。仕事の内容と方法を明確にでき、サービスの質を一定に保つこともできます。

箇条書きにして、上から順にできたことをチェックし自己採点してみましょう。

⑩定期的にミーティングを行う

朝礼・終礼など、やり方に決まりはありません。院やスタッフが抱えている課題・目標などをスタッフ全員で共有し、そのために自分が何をすべきかを考える場を設けてください。

ミーティングの流れで、そのままロールプレイングを続けても良いかもしれません。

まとめ

スタッフ教育の課題解決法としては、『すぐに成果を求めない』ということです。スタッフのために、と思って熱心に教育しても、すぐ仕事ができるようになるスタッフは少ないです。スタッフ教育には時間をかけて、1段階ずつできることを増やしていく、ということを前提にしてください。

そして何よりも、『お客様の立場で物事を考える』ことが最も基礎的な部分です。自分だったらどう思うか、どうしてほしいかを考えて行動する事で、スタッフは自分で考えて動くことができるようになるのです。

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