その先の笑顔の創造へ。拠点を増やしその輪を広げる
HONETSUGIオーナーinterview「this is my story with HONETSUGI」 健志接骨院 代表 田中健志 氏 (Profile) 柔道整復師。カイロプラクティックから柔道整復業界へ。 精度の高い技術力は多くの顧客から支持を得て、大阪市内に2010年に独立開業。有名アーティストの公演に帯同し、全国を飛び回る。2019年にHONETSUGI加盟。新施術法”TNブレイン”を取り入れた2022年3月以降、関連回数券販売数は続伸し、過去最高の売上に。アーティスト活動をサポートしたいという後進スタッフの育成にも注力している。
本当に提供すべきもの 保険の枠を超えた施術の必要性
学生時代はウエイトリフティングに没頭した田中氏。その道は断念したものの、活躍する人のサポートをしたいと、マッサージ指圧のアルバイトをしながら、カイロプラクティックの勉強を始めた。「その当時の自分はまだまだ未熟でカイロ1本では生計していくことはイメージができず、漠然と将来の不安を感じていました。そんな時、ふと”柔道整復師”という国家資格を知り、すぐに資格を取りに行きました。けれども、ちょうど柔道整復業界の過渡期で、療養費請求も厳しくなり、閉塞感は薄々と感じていました」
接骨院で行う保険適用範囲内では、患者さまにできることは限られている。本当に身体を良くするためには、保険の枠を超えた施術が必要だと感じていた。世間の接骨院が自費施術に移行していきつつある中、早々に取り組まなければならないと意識していた。
「アルバイトの時から常に自費施術を提案していて、保険施術より多少高額でも、患者さまに技術で満足をしていただくという経験はしていました。技術で人を良くするという部分では絶対に負けない、という想いは強くありましたね」それから数年接骨院で経験を積み、少し遅咲きではあるが、32歳で大阪市内に独立開業した。
ヒトの悩みはヒトで解決できる
独立開業後の経営はまずまず順調だった。しかし、数名いた施術スタッフはなかなか長続きせず、一人、また一人と辞めていった。自分一人になってしまったこともある。マンパワーで乗り切り、売上はなんとか維持していたが、事業規模は明らかに小さくなった。どんなに頑張って働いても、伸びることはなく、上限があった。
「一時は店舗の規模を縮小することも少し考えていました。その後もスタッフの採用はしたのですが、やはり1年とたたないうちに辞めてしまうことが何度も続きました。どの経営者も同じ悩みがあるかもしれませんが、スタッフの顔色を伺いながら、いつ辞めてしまうんだろうって、不安は常に感じていました。」
そんな中、2019年秋に転機が訪れる。アトラグループから、HONETSUGI加盟の提案を受けたのだ。HONETSUGIには、スタッフを育成する研修制度があるという。
「人材の悩みを解消できるかも、とすぐに加盟を決めました。それまでにアトラグループから購入した機材や、参加したセミナーで、信頼があったというのも理由の一つです」
加盟後は、採用したスタッフをHONETSUGIの研修に送り出した。特に2021年末に受講したTNブレインセミナーでは、スタッフの内面も変化させた。施術に自信が生まれ、スタッフ自ら患者さまへ提案ができるようになったのである。「ちゃんと検証された施術方法であることを実感しました。スタッフに、患者さまを良くする喜び、そこから充実感を得られる環境を整えられたのは、経営者としても喜ばしい限りです」
研修を通じて、さらにHONETSUGI担当のサポートを受けて、以前のようなスタッフ育成に対する不安はないという。スタッフたちと良い関係を築けるようになり、個々の成長とともに売上にも勢いが付き始めた。
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