関節可動域
筋肉が動き骨を動かすことで、私たちの身体は運動したり姿勢を保ったりすることができます。その骨と骨の間にある組織が関節です。関節の役割は、動きの支点となり力を伝えること、そして力が伝わる角度と方向をコントロールすることの2点と考えられます。(2017年12月12日公開、2023年3月1日更新)
関節可動域とは
人間には、肩や膝、指などの手足の関節から、腰や首など背骨の動きも含め、とてもたくさんの関節が備わっています。それぞれの関節には、曲げたり伸ばしたり捻ったりなど動かせる範囲があります。その動かせる範囲のことを「関節可動域」と言います。関節可動域のことを、英語では「ROM(Range of Motion)」と呼びます。
関節可動域には個人差があります。靱帯・腱・筋肉および関節包が、どの程度強固に関節を取り巻いているかにより、その人の関節可動域は決まります。これらの構造が柔軟であればあるほどより大きく動かすことができ、逆に強固であるほど動きは小さくなります。
この記事は会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
登録すると続きをお読みいただけます。
既に会員登録をお済ませいただいている方は、
ログインページよりログインしてお進みくださいませ。
アクセスランキング
-
1
柔整師・鍼灸師の施術メソッド -
2
柔整師・鍼灸師の施術メソッド -
3
患者さまに伝えたい健康情報 -
4
接骨院の運営知識 -
5
柔整師・鍼灸師の施術メソッド
関連記事
-
柔整師・鍼灸師の施術メソッド -
柔整師・鍼灸師の施術メソッド -
柔整師・鍼灸師の施術メソッド
関連記事
-
2023.01.19なぜか放置されている日本女性の「O脚」女性のお悩み上位に挙がる「O脚」。実は、正確に調整できていない施術者が多いことが現状のように思われます。O脚にもタイプがあり、調整できるものとしづらいものがあることを知っておくべきだと思います。(公開:2013年3月21日、更新:2022年1月19日) -
2025.10.28石灰沈着性腱炎をおこす原因は石灰化にあった「カルシウムが不足すると、骨が弱くなる」という事実は広く知られていますが、その結果が、時に石灰沈着性腱炎といった形で患者様の身体に別の問題を引き起こすことがあります。これが「カルシウム・パラドックス」と呼ばれる現象です。人体の最優先事項である血液中のカルシウム濃度を保つ働きが、結果として軟部組織への異所性石灰化を招き、急性の激痛の原因となってしまうのです。まず、この石灰化の原因となる根本的な仕組みを理解することが、適切な鑑別と指導の第一歩となります。(公開:2019年8月13日、更新:2025年10月28日) -
2025.10.28仙腸関節ロックの機能解剖学的考察:機能回復と腰痛へのアプローチ仙腸関節は構造が複雑なうえ、個人差も出やすく退行性変性も起きやすいので、研究者の間でさまざまな議論が行われています。このコラムでは仙腸関節の基礎知識から、仙腸関節に可動性があるかどうかを様々な角度から考察し、特に仙腸関節ロック解除の理論とアプローチについて深く掘り下げます。(公開:2017年9月6日、更新:2025年10月28日)
会員数23,408人
アトラアカデミーに無料会員登録すると
-
法令など業界の最新情報をGet! -
オリジナル動画が
見放題 -
実務に役立つ資料を
ダウンロード
