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アフターコロナのヘルスケアを考える
2020.05.01

アフターコロナのヘルスケアを考える

新型コロナウイルスの流行に伴う休校や在宅ワーク、外出自粛などにより、人々は自宅で過ごす時間が大幅に増えました。新型コロナウイルス流行の影響によって、人々の身体の不調やヘルスケア市場は一体どのように変化するのでしょうか。「アフターコロナ」のヘルスケアについて考えます。

新型コロナウイルス流行のヘルスケア業界への影響

2020年1月初旬、突如として「中国の武漢で新型のウイルスによる肺炎が広がっている」というニュースが報道されました。新型コロナウイルスと呼ばれるその未知のウイルスは、瞬く間に世界中へ広がり、わずか3ヶ月後には、世界の感染者は200万人、死者数は16万人に達しました。

日本では1月中旬に最初の感染者が確認された後、横浜に停泊したクルーズ船での集団感染が大きな話題になりましたが、国内での感染者数が急増し始めたのは3月。連日のように感染者の増加が報道され、人々の不安が募る中、国民的人気を誇る芸能人の死という衝撃のニュースも多くの人の記憶に残っていることでしょう。さらに感染者は増加の一途を辿り、4月6日には政府より初の「緊急事態宣言」が発令される事態となりました。

休校、在宅ワークの推奨、イベントの中止、交通機関の制限など、感染拡大を防止するための様々な対策が実施され、仕事はリモートワークへ、買い物はネットショッピングへ、居酒屋での飲み会はオンライン飲み会へ…人々の生活には様々な変化がありました。SNSでは「#stayhome (家にいよう) 」という言葉が広まり、急に増えた自宅での時間をいかに過ごすかにも、注目が集まりました。

ヘルスケア業界も例外ではありません。スポーツジムやヨガスタジオ、ゴルフ場などの運動・遊技施設は政府から休業要請が出され、健康増進のための運動は、近所のランニングや自宅でのセルフケアが中心になりました。SNSやテレビなどでは、有名なスポーツ選手が自宅でできるトレーニング法を紹介する姿も多く見られました。接骨院においては、「社会生活をする上で必要な施設」として、休業要請の対象にはなりませんでしたが、患者さまの来院数が減っているという声は多く寄せられています。

アフターコロナの接骨院業界を予測する

新型コロナウイルスの流行は「セルフケア需要の拡大」という変化をヘルスケア業界にもたらしましたが、セルフケアの需要が増えたということは、これまで「運動は家の外でするもの」という概念が主流だったヘルスケアの市場に変化が訪れたということです。これは未来のヘルスケア産業、中でも私たち接骨院業界に、一体どんな影響を及ぼすのでしょうか。いかに新型コロナウイルスを乗り越えるかに注目しがちだった視点を、新型コロナウイルス流行の終息後、「アフターコロナ」に変えてみましょう。 

はじめに、今回の長期間に渡る人々の生活の変化は、身体の不調の表れ方にも影響を及ぼしているかもしれません。以前は徒歩通勤をし、オフィスでデスクワークをしていた人が、家で床に座り、高さが合わない机で仕事をすれば、使う筋肉も、身体への負担も、以前と変わるのは当然です。子どもたちにおいては、休校の実施や外出の自粛で、明らかに運動量が減少しています。通学、体育の授業、クラブ活動、友達との遊び…これらの運動を長期間に渡り制限することが、運動能力が大きく伸びるゴールデンエイジ※1の子どもたちの健康に、影響を与えない訳がありません。実際に世界保健機関(WHO)は、子どもたちの運動時間が短くなっていることを受け、「身体活動が不足すると健康を害する恐れがある。各国の言葉で体を動かす必要性を呼びかけてほしい」と要請しました。

また、自分で運動をしていれば良い、という訳でもありません。検索サイトやSNSでセルフケアを検索してみると、膨大な量の検索結果が表示されます。誰もが自由にメディアで情報発信を出来る今、その中にはプロでない人が発信する、間違った情報も混在しているかもしれません。基礎知識がない人が自己判断で自分に適さないストレッチや食事を生活に取り入れた結果、これまでと異なった、新しい不調が生ずる可能性もあります。

さらに、身体の不調だけでなく、精神面のダメージも考慮しなくてはいけません。収入が減少したこと、人に会えないこと、外に出られないこと、感染するかもしれない不安を抱えること…「コロナ疲れ」「コロナ鬱」という言葉をよく見かけますが、様々なストレス因子が積み重なり、メンタルヘルスへの影響も増加するでしょう。

新型コロナウイルスの流行が終息した後、接骨院に来院される患者さまの身体の不調は、少なからず新型コロナウイルスの影響を受けている可能性があることを、私たちは理解しておかなければなりません。


※1 9歳~11歳を指し、運動能力が大きく伸びる期間こと。

アフターコロナの「集患」を考える

次に、アフターコロナの「集患」について考えてみましょう。新型コロナウイルスの流行が終息したとき、果たして人々は、すぐに元通りの生活に戻るでしょうか。一度、通うことをやめてしまった接骨院に、以前と同じ頻度でまた通いだすでしょうか。何カ月も自宅で生活を送ってきた人々の、接骨院へ行くことへの心理障壁を取り除くことは、もしかすると私たちが想像しているよりも難しいことなのかもしれません。とりわけ接骨院の新患獲得においては、セルフケアが習慣化した人に、「不調を感じたときは、やはりプロの手が必要である」と気づいてもらうことが、これからの課題の一つになるでしょう。

ただし、今回の新型コロナウイルスの流行に伴い、人々は、病気になってからそれを治すより、病気になりにくい身体を作る「予防医療」の大切さに気付いたのではないでしょうか。接骨院業界は「健康寿命の延長」を提唱しています。健康の大切さに気付いた人たちが元の日常に戻ったとき、それを忘れる前に来院してもらうためには、「今、集患のために何を準備しておくか」が重要です。不安が大きいときほど、近隣の接骨院が何をしているのかが気になり、同じ行動をとってしまいがちですが、やるべきことは院によって異なります。既存の患者さまが減っているのなら、チラシを配布するよりも、来院していない患者さまにメッセージを送る方が大切かもしれませんし、近隣住民の年齢層が高いのであればSNSでの動画配信は意味がないのかもしれません。受け入れる患者数を減らしているのであれば、物販に力を入れ、売上を確保しつつ、継続的な来院に繋げるのもひとつの手段でしょう。アフターコロナの世界で、地域の方に長く愛される接骨院になれるかは、今、どれだけ戦略的に行動できるかにかかっているのです。

現在、接骨院向けの広告ガイドラインが作成され、2020年から施行されると言われており、行政の取り締まりは、今後さらに強化される傾向にあります。接骨院は「柔道整復師法」により決められた文言しか広告できないことは、接骨院業界で働く方なら心得ていることですね。さて、市場が大きく変化していくアフターコロナの世界で、あなたはどんな方法で集患に取り組み、院を成長させていきますか?

柔道整復師の価値を今こそ伝えたい

HONEY-STYLE公式サイトは、接骨院に特化した検索サイトです。最大の特徴は、もうすでに接骨院に行ったことがある患者さま、接骨院に行ってみたいと思っている人、美容や健康に関心がある人が40万5000人※2登録し、自分に合った接骨院に出会う機会を待っているということです。

なぜ、健康や美容に関心があり、接骨院に行ってみたいという人が集まるのでしょうか。接骨院の先生方にとってHONEY-STYLEは、接骨院向けの検索サイトの運営や、予約システムの提供をしているというイメージが強いかもしれません。しかしその一方で、患者さまの視点や世間のトレンドをマーケティングしながら、様々なメディアを通じて、接骨院への関心が高まる情報を発信しています。ここに、健康意識が高い「質の良い患者」が集まる理由があるのです。

例えば、2019年からは国内No.1フィットネスアプリ※3「FiNC」とコラボレーションをスタートし、FiNCアプリで公開した、骨盤施術の動画は、大きな反響を呼びました。

≪FiNC×HONEY-STYLE 動画≫

その他にも、公式サイトやSNSなどのメディアを通じて、幅広い美容、健康情報を発信していますが、どの情報にも共通しているのは、「接骨院に行くこと」を後押ししている点です。新型コロナウイルスの流行に伴い、需要が高まるセルフケア情報も積極的に発信していますが、自分で解決できない不調がある場合は、接骨院へ行き、プロの手に施術してもらうことを、必ず提案しています。

※2 2020年1月末時点のHONEY-STYLE会員数
※3 日本国内 App Store / Google Play「ヘルスケア&フィットネス」カテゴリにおける直近1年間(2019年1月~2019年12月)の合算です/出典:App Annie

アフターコロナの武器として

公式サイトや提供するポスター、POPなどのツールは、様々な関係法規について、すべての表現をチェックし、作成しています。接骨院は「柔道整復師法」により決められた文言しか広告することができません。その他にも、「景品表示法」、「医療品医療機器等法」、「個人情報保護法」など、注意しなければならない法律がありますが、一般的なクチコミサイトは、掲載者は自己責任で情報を載せているというスタンスです。柔道整復師法を守らなくてはいけないのはあくまで掲載する院。柔道整復師法に反する情報を載せている院が悪いのであって、検索サイト側は一切掲載者を守ってはくれません。HONEY-STYLEは、「こんな表現大丈夫?」「院内でこんなアピールは違反?」などの院からの質問に、丁寧にアドバイスさせていただいています。広告規制が気になって他検索サイトへの掲載をやめた方、広告規制を守りながら院をアピールしたい方も安心してご利用いただけます。

2020年4月からは、初期費用、月額料0円で一部のサービスをご利用いただける「HONEY-STYLE 無料プラン」を開始しました。無料プランにご登録いただくと、公式サイトに院を掲載できる他、自費メニューや物販の購入も可能です。院で使用されている機材がアトラ株式会社から購入したものでなくても、どの請求団体に属されていても、関係なくお申し込みいただけます。アフターコロナの世界で院を成長させていく準備として、HONEY-STYLE無料プランをはじめませんか?

無料プランの詳細はコチラ

最後に

接骨院は休業要請の対象外とはいえ、患者数はいつになったら戻るのか、従業員の給与は払えるのか、自院から感染者は出ないか…見通しが定かではない状況に、接骨院の先生方にも心理的負担が大きくのしかかっていることでしょう。しかし、今は経営者として冷静に、アフターコロナの世界を考えるべき時です。今、どんな仕掛けをしたら良いのか、何から取り組むべきなのか、お悩みの際は私たちにご相談ください。アフターコロナの接骨院は、大きな可能性を秘めているのです。