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失敗しない改装をすべし
2019.12.13

失敗しない改装をすべし

物件が決まったからといって、そのまま鍼灸院・整骨院として使用できるわけではありません。内装のレイアウトデザインや看板などの外装まで、自院のコンセプトに沿い、かつ地域のニーズに合ったものに改装する必要があります。

接骨院・鍼灸院を手がけている業者を探す

内装工事・看板工事を始める前に、まずは工事業者を選別します。接骨院・鍼灸院の内装を多く手がけている業者に依頼するのがベストです。また、柔道整復師法施行規則により、接骨院・鍼灸院の施術所は、以下の基準を満たす必要があります。


【接骨院・整骨院の施設基準】

◆施術室面積(専用の施術室 6.6 ㎡以上)

◆外気開放面積(施術室床面積の1/7 以上)
ただし、これに代わるべき相当な換気装置があるときはこの限りでない

◆待合室面積(3.3 ㎡以上)
・施術室と待合室の区画は、固定壁で 上下左右完全に仕切られていること。
・器具・手指の消毒設備を有すること。
はりを業とする場合には、オートクレーブ・乾熱滅菌器等を設置すること。ただし、使い捨てのはりを使用する場合には、使用済みのはりの保管及び廃棄を安全な方法で行うこと。
・常に清潔に保つこと。
採光、照明及び換気を十分にすること。

基本的には上記の基準に従い保健所に立入検査をしてもらい、認可を得た上で、この基準を前提に改装を行う必要があります。保健所によってもこの項目は若干変化するようですので、最寄りの保健所に事前に確認をしておくとよいと思います。

工事する段階になってから天井の障害物や電源の容量が足りなくて変更せざるを得ない…ということにならないよう、しっかりと現地調査を実施した上で概算見積もりを出してもらうようにしましょう。

現地調査とは、改装を行う対象の建物を施工会社が実際に調査し、見積もりやプランを立てる軸とするものです。現地調査をしてもらうときのポイントをいくつかあげてみます。


【現地調査の時のポイント】

◆現在の物件のままでは何ができないのか、何がしたいのか、などを工事業者にしっかりと伝えること。

◆工事業者が物件の採寸を行っているか、必要に応じて床下を覗くなどの構造部のチェックを行っているかチェックすること。

◆改装することによるリスクやデメリットをきちんと聞いておくこと。


工事が始まってからプランを変更するとなると、キャンセル料が発生したり、工事期間の延長や費用の増額になる可能性もあります。しっかりとすり合わせを行った上で工事に移れるよう、工事業者にイメージを伝えることが重要です。

レイアウト・看板デザインの打ち合わせは入念に

内装工事の見積もり作成と同時進行で、レイアウトや看板デザインなどを作成することになるはずです。まずは接骨院・鍼灸院をどのようなレイアウトデザインにしたいのか、コンセプトイメージを決定しましょう。

レイアウトにおいては、患者さまをどのように誘導するのか、また、自分はもちろんスタッフの業務オペレーションを想定して検討し、入念に打ち合わせを行いましょう。

看板のデザインには特に注意が必要です。接骨院・鍼灸院の看板には様々な規制が課されています。多くの接骨院・鍼灸院を手がける工事業者であれば、打ち合わせの際に確認してもらえるはずです。コンセプトに添った接骨院・鍼灸院のイメージをしっかりと伝え、広告規制を遵守した上で最適な看板を作成してもらいましょう。

施工後、自分のイメージと相違がないかどうかチェックするために、決定した仕様内容やレイアウトデザインを書面にしてもらい、手元に保管しておくとよいかもしれません。

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