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物件は慎重に選定すべし
2019.12.09

物件は慎重に選定すべし

接骨院・鍼灸院を開業するにあたり、物件選定についてどのように考えていますか?院のコンセプトに合致していますか?物件選定のポイントについてご説明します。

地域の商圏をしっかりと把握する

接骨院・鍼灸院の開業には事前の立地調査や市場調査をしっかりと行い、継続して運営できる見込みがある物件を選定することが重要です。コンセプトに合わせた立地条件や人口分布データを元に物件を選びましょう。ここで出てくるキーワードが「商圏」です。商圏とは、あなたの接骨院・鍼灸院に患者さまが来院できる居住範囲を指します。接骨院・鍼灸院の商圏はだいたい半径1km圏と言われています。

大手百貨店「伊勢丹」は、新宿店の他にいくつか郊外店がありますが、相模原店・吉祥寺店以外の「立川店」「府中店」「浦和店」「松戸店」は、いずれも新宿からおよそ20kmの同心円距離上に存在しているそうです。つまり「伊勢丹」は、大体沿線半径10kmを商圏としていると考えられます。総務省の国税調査データで地域の人口などを見ることができます。もっと簡単に見るには、GoogleMapなどを活用することもおすすめです。

実際に足を運んでみる

様々な方法を挙げましたが、一番よいのは、当たりを付けた地域に実際に足を運んでみるという方法です。何度でも現地に足を運び、地域の特性や交通アクセス、金融機関や飲食店、街並みや周辺の環境、雰囲気などを確認することです。

例えば、このようなことを確認するとよいでしょう。

・隣に薬局がある
・流行っているスーパーや書店がある
・特定の時間帯に主婦層が多い
・裕福な住宅が建ち並んでいる
・近くに大きな企業がある
・通学路になっている

など。

実際にその商圏に足を運ぶことで、場所のイメージがつかめるはずです。一日時間が許せば、時間帯ごとの人の流れなどもチェックしてみることをおすすめします。

「以前は多くの新規患者さまが来院していたのに、最近では院の前を通る人自体少なくなった」ということがないよう、周辺で展開されている再開発事業にも注意しておきましょう。街並みの変化に伴い、人や車の回遊性や通行量に大きな変化が起こる可能性もあります。東京都内の六本木、汐留、品川などの地域では、大規模再開発事業により収益性が一変した店舗も少なくありません。

都市の再生に向けた事業計画を早期に把握し、競合店に先駆けたオープンを実現するために、候補地として選定したエリア内にある各種都市再生計画や、市街地活性化計画の有無についても、各自治体の都市計画課で確認しておくとよいでしょう。

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