脊椎調整と神経圧迫の関係
脊柱(背骨)の中には神経線維が集まっており、そこから全身に神経が行き渡っています。そのため、脊椎に何らかの不調が起きると神経伝達に影響が出てしまい、身体のあちこちでトラブルが発生する可能性があります。 (公開:2021/2/5、更新:2022/8/26)
脊椎とは
脊椎(脊柱)は、椎骨と呼ばれる骨が連なってできています。脊椎の中心には脊髄が通る脊柱管があり、椎骨によって保護されています。
脊髄神経は、脊柱を構成する上下の椎骨の間にできる椎間孔を通って脊柱管を出てきます。椎骨と椎骨の間には椎間板があり、脊椎のクッションとしての役割を果たします。
脊髄は、脊柱管の中のにある、髄膜の内側に存在する「神経細胞と神経線維の集合体」です。脊髄は脊椎管の中から脊髄神経の枝を何本も出し、末梢神経と脳をつないでいます。
脊髄から直接出ている神経は、出ている場所によって、頸髄、胸髄、腰髄、仙髄、尾髄(退化的)に分類されます。脳と同様に、脊髄も3層の組織(髄膜)で覆われています。
この記事は会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
登録すると続きをお読みいただけます。
既に会員登録をお済ませいただいている方は、
ログインページよりログインしてお進みくださいませ。
アクセスランキング
-
1
柔整師・鍼灸師の施術メソッド -
2
柔整師・鍼灸師の施術メソッド -
3
柔整師・鍼灸師の施術メソッド -
4
柔整師・鍼灸師の施術メソッド -
5
柔整師・鍼灸師の施術メソッド
関連記事
-
柔整師・鍼灸師の施術メソッド -
柔整師・鍼灸師の施術メソッド -
柔整師・鍼灸師の施術メソッド
関連記事
-
2023.01.25重力と筋骨量から見る施術法宇宙に長期滞在した宇宙飛行士は、帰還後数週間のリハビリを行います。宇宙空間=無重力状態の空間では、重力が身体にかからないため、身体を支える筋肉や骨が使われなくなり、衰えてしまうからです。この現象は、年齢と共に運動能力が低下したり、骨に負荷がかからず脆くなったりしていく状態にどこか似ています。(公開:2014年12月26日、更新:2023年1月25日) -
2025.10.28石灰沈着性腱炎をおこす原因は石灰化にあった「カルシウムが不足すると、骨が弱くなる」という事実は広く知られていますが、その結果が、時に石灰沈着性腱炎といった形で患者様の身体に別の問題を引き起こすことがあります。これが「カルシウム・パラドックス」と呼ばれる現象です。人体の最優先事項である血液中のカルシウム濃度を保つ働きが、結果として軟部組織への異所性石灰化を招き、急性の激痛の原因となってしまうのです。まず、この石灰化の原因となる根本的な仕組みを理解することが、適切な鑑別と指導の第一歩となります。(公開:2019年8月13日、更新:2025年10月28日) -
2025.06.19施術の質を高める「ホネ休め」の重要性:骨髄の造血機能と全身の健康日々の施術で患者さんの身体と向き合う中で、なかなか改善しない不調や根本的な体質改善について悩むことはありませんか?実は、私たちの身体の「骨」に秘められた重要な機能と、その機能を最大限に引き出す「ホネ休め」という概念が、患者さんの健康増進と施術効果の向上に大きく貢献するかもしれません。 (公開:2015年9月26日、更新:2025年6月19日)
会員数23,392人
アトラアカデミーに無料会員登録すると
-
法令など業界の最新情報をGet! -
オリジナル動画が
見放題 -
実務に役立つ資料を
ダウンロード