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姿勢反射
2010.08.02

姿勢反射

「姿勢反射」とは、姿勢を維持しようとする無意識のコントロール機能のことです。バランスが崩れたときなどに、重力に抗して自動的に姿勢を調節したり、安定させようとする不随意の反射機構の事をいいます。

姿勢反射をうまく活用しよう

「姿勢反射」を理解して施術に組み込むことで、動きを導きやすくなったり、負荷を上げたりすることができます。

「姿勢反射」には、うつ伏せや仰向けなど、姿勢のポジションで起きる「緊張性迷路反射」と、顎を上げたり引いたり顔を横に向けたりなど、頭のポジションによって引き起こされる「緊張性頚反射」があります。またそれぞれに「対称性反射」と「非対称性反射」があります。

代表的な4つの姿勢反射

【対称性緊張性迷路反射】
うつ伏せの姿勢になると、体の前面や四肢の屈筋群が優位に働き、体や四肢が丸まりやすくなります。仰向けの姿勢になると、体の背面や四肢の伸筋群が優位に働き、体や四肢が伸び背中が反りやすくなります。


【非対称性迷路反射】
横向きの姿勢になると、上側になっている上肢・下肢の屈筋が優位に働き、下側の床に接している上肢・下肢の伸筋が優位になります。


【対称性緊張性頚反射】
顎を引くと、上肢が屈曲し下肢が伸展します。
腕が曲がりやすくなります。引く動作で力が入りやすくなります。
脚(股関節・膝・足首)が伸ばしやすくなります。立ち上がったり、ジャンプしやすくなります。

顎を上げると、上肢が伸展し下肢が屈曲します。
腕が伸びやすくなります。押す動作で力が入りやすくなります。
脚が曲がりやすくなります。股関節・膝・足首が曲がりやすくなります。


【非対称性頚反射】
頭部の回旋による四肢の緊張の変化です。顔が向いた側の上肢・下肢は伸ばしやすくなり、反対側の上肢・下肢は曲げやすくなります。つまり、顔を右に向けると右手と右脚が伸びやすくなるということです。
※ちなみに迷路反射よりも頚反射のほうが影響が強くでるようです。これらを理解し、ポジションや頭の位置を変えることで、エクササイズでうまく動きが再現できない動作パターンなどを、うまく誘導できるようになったりします。

皆さんも是非この「姿勢反射」を施術に利用してみてください。

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