結局全てはここに行き着く~経営理念の定め方【人事・労務ルール作り】
就業や賃金等の全てのルールの根幹にあるのが「経営理念」であり、院の全員で共有すべき考え方です。
院内における「考え方の正解」を示す
院内における人間同士の行き違いやトラブルの多くは、「考え方の相違」から発生します。人によって考え方が違うことは当然であり、そもそも「何が正しいか、間違っているか」という共通ルールは世の中に存在しません。
院内における「考え方の正解」を示せるのは経営者・院長しかおらず、示してもいないのに「わかってくれない」と言っていても仕方ありません。
【事例】こんなときどうする!?独自方針を打ち出す分院長
最近、隣町に開業した分院の院長である後藤院長。事業実績にとことんこだわり、交通事故患者の集患に躍起になっている。
効率的に数字を上げるためには、その取り組み自体は悪いことではない。しかし、本院の理念は「地域に根ざした接骨院」を目指しており、住民との長期的な関係構築を図るスタイルが強みである。
後藤院長のやり方は、こうした本院の理念と方向性がずれていると感じる。ところが、本院の理念を明文化しているわけではないので、あくまでその理念を押しつけることはいかがなものかと思う。
一方で、狭いエリアで展開していることもあり、地域からどんな印象で見られているかも気になっている。
この記事は会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
登録すると続きをお読みいただけます。
既に会員登録をお済ませいただいている方は、
ログインページよりログインしてお進みくださいませ。
アクセスランキング
-
1柔整師・鍼灸師の施術メソッド
-
2柔整師・鍼灸師の施術メソッド
-
3柔整師・鍼灸師の施術メソッド
-
4柔整師・鍼灸師の施術メソッド
-
5はじめての開業
関連記事
-
はじめての開業
-
はじめての開業
-
はじめての開業
関連記事
-
2021.04.22開業時の物件・立地選定は慎重に!接骨院・鍼灸院を開業するにあたり、物件選定についてどのように考えていますか?早く開業したいからと、「家賃が安い」「居抜き」というだけで物件を選んでしまうと、開業後の集患や運営に支障がでることも。接骨院・鍼灸院の開業には事前の立地調査や市場調査をしっかりと行い、継続して運営できる見込みがある物件を選定することが重要です。コンセプトに合わせた立地条件や人口分布データを元に物件を選びましょう。今回は物件選定のポイントについてご説明します。(公開:2019年12月9日、更新:2021年4月22日)
-
2021.11.08【無料DL】施術者のための物件選び接骨院の経営が成功するかどうかは、提供する施術メニューだけではなく、開業エリアや物件も重要な要素です。その場所で「開業後の経営を安定させられるか」「継続的に集患が可能か」という視点も含め、後悔のない物件選びができるよう、開業地域・立地・物件選定の基本的なポイントをまとめました。
-
2021.04.30接骨院開業時に必要な手続きとは接骨院・鍼灸院を開業する際、開業届以外にも様々な届け出や手続きが必要です。また、提出する書類の種類や期限も異なっていますので、どこに、何を、いつまでに提出するのかを事前に確認しておきましょう。慌てて準備をして届出等に不備が生じてしまうと、開業日が遅れたり受領委任が取り扱えなくなったりする可能性もあります。開業するために必要な書類や手続きについて、詳しく解説いたします。(公開:2020年6月1日、更新:2021年4月30日)
会員数23,121人
アトラアカデミーに無料会員登録すると
-
法令など業界の
最新情報をGet! -
オリジナル動画が
見放題 -
実務に役立つ資料を
ダウンロード