掲載NGになるかも!?コンプライアンスに左右される“広告”を知る
あなたの痛みを0にします!あなたの身体を治します!二度と痛みを感じない身体になります!が何故ダメなのか明確に応えられますか?
“コンプライアンス”を意識した 接骨院(整骨院)・鍼灸院作り
こんにちわ。
鍼灸・接骨院 法令コラム担当の池田です。
世の中には様々な法律、条例があるわけですが、
接骨院(整骨院)・鍼灸院を経営する中で「知らなかった」
では済まされないものが当然あります。
あなたの痛みを0にします!
あなたの身体を治します!
二度と痛みを感じない身体になります!
この3つの文句はなぜ「アウト」なのか?
このコラムで最初にあなたへお伝えしたいのは「広告規制」です。
広告が規制される理由
そもそもなぜ、
接骨院の「広告規制」は存在するのでしょうか?
これには2つの大きな理由があります。
1つ目は、
医療が人の生命や身体に関わるサービスであり、
不当な広告により誘引され不適当なサービスを受けた場合、
他の分野に比べて被害が著しい。
ためです。
「どんな痛みも治します」
この広告を見て来院した患者さまの痛みを
100%必ず治すことが本当にできるでしょうか?
もしも逆に痛みが酷くなり生命に関わる問題が発生した場合、深刻な被害が考えられます。
この広告の責任をとることができるでしょうか。
患者さまの身体を守り、また、経済的損失を受けないように。
患者保護の意味でも広告はしっかりと規制されなければならないでしょう。
2つ目の理由は、
医療が、極めて専門性の高いサービスであり、
広告の受け手は、その文言から提供される実際のサービスの質について
事前に判断することが困難なためです。
いわゆる
「●●治療・●●施術・●●療法」という文言。
これは専門家でない患者さまが見た場合、
何をするのかわかりづらく判断が難しくなります。
お食事処であれば
「美味しい濃厚豚骨ラーメン」
のように
その名称が一般にも伝わりやすいものですが、
医療となるとそうはいきません。
どうしても専門用語を使いますので患者さまには理解困難になりがちです。
*
いかがでしょうか。
広告規制がある理由はすなわち、
広告が持つ役割を果たすことができるようにする
ことであるでしょう。
接骨院(整骨院)・鍼灸院が行う行為は医療に準じています。
だからこそ
“コンプライアンス”を意識した
接骨院(整骨院)・鍼灸院をつくっていきましょう。
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