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●●なスタッフへの処方箋(1)技術優先タイプ
2018.01.09

●●なスタッフへの処方箋(1)技術優先タイプ

人はそれぞれに個性があります。 当然、接骨院(整骨院)・鍼灸院に勤める人もそれぞれ個性があり、それぞれ違います。 だからこそ、育て方も一つではありません。 それぞれに合った処方箋が必要です。

●●なスタッフへの処方箋(1)技術優先タイプ

こんにちは。
スタッフ教育担当の塩中です。

2018年も人材育成について、私の経験談を基にお話しさせていただければと思います。

人材育成にお悩みの経営者様、院長先生の参考に少しでもなれれば幸いです。

さて、●●なスタッフへの処方箋ということで、私が困ったな~と悩んだスタッフのタイプを、その対処法と共にお話ししようと思います。

第1弾は「技術優先タイプ」です。

例えば、こんなスタッフはいませんか?

●手技施術が大好き
●患者さまのためと言って長時間にわたり施術する
●自分の手技技術はNo.1だと思っている
●自分の手技で楽にならない患者さまは、自分の言う通りにしないからだと思う


いかがでしょうか?

誰しも自信のある分野では、天狗になる瞬間があるでしょう。

自信があることは良いことです。
手技が好きで技術があることも良いことです。

ただ、少し天狗になりすぎているのでは?と心配になるタイプです。

こうした施術者の場合、患者さまはどう感じるでしょうか?

そして人材を育成する者として経営者、院長先生はどう接していくと良いでしょうか?


まず患者さま。

最初はその技術を受けたい!と贔屓にするでしょう。

しかし、そこから自信を得ていざ独立してみると
「恩知らず」のレッテルを貼られて贔屓にしてくれた方も離れていく・・・こともあります。


とはいえ。
こうしたマイナス点を伝えても聞く耳を持つでしょうか?

きっと持たないでしょう。

このタイプの場合、まずは「どんな院長を目指しているか」を聞いてみましょう。

自信があるので、きっと上を目指しています。

その理想の院長像と、今のその人のやり方のギャップを教えてあげてください。

また、自分では楽にしてあげられなかった患者さまが、他のスタッフの施術で楽になった時には、その他のスタッフのやり方を教えます。

直接患者さまと接していても、自身の悪いところは聞き取れないものです。

そこで、受付などにノートを置き、患者さまに一言書いてもらいましょう。

患者さまの生の声を目にすることで、少しずつマイナスの面にも目を向けるようになります。

そして、技術とは施術だけではなく、患者さまへの来院指導や日常生活の指導も
含まれているということを、伝えていきましょう。

もともと技術に自信があり、施術に前向きなタイプです。

マイナスの面を見直すことで、楽にしてあげられなかった方も楽にしてあげられたという経験が得られれば、行動に変化が出てくるでしょう。


特に、クレームを言っていた患者さまの施術に取り組ませることで、クレームが喜びの声に変わった時、スタッフの喜びも大きく、成長へとつながるでしょう。

執筆者
塩中 一成Shionaka Kazushige
・状況に応じて素早い判断を下す対応力を持つ ・自身の経験から接骨院での人材育成の重要性を説く ・問題をチャンスに変えるプラス思考力を持つメンター育成を実施 柔道整復師、鍼灸師
経験豊富な人材育成の名人

院長、代表取締役などを歴任。 その中での自身の失敗も含めた、今までの豊富な経験、体験した多くの事例を基に、身につけた臨機応変な対応力を活かし、問題を自分で解決することのできる人材の育成に尽力。 全国95院(2017年7月)の大型鍼灸接骨院 ほねつぎチェーンの開業研修、関連鍼灸接骨院の支援研修、12か月間のリーダーシップセミナーを続けている。

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