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物販を行うために知っておきたいキホン
2018.10.29

物販を行うために知っておきたいキホン

患者さまの悩みを楽にしたい。 そのためには施術だけでなく 物品販売(物販)の活用も一つの方法ですね。

口から摂取するもの

こんにちは。
「鍼灸・接骨院 法令」コラム担当の池田です。

本日は物販を行う際に
知っておきたい基本情報を
お話しいたします。

知っておきたい基本情報。
それは「表現方法」です。

物販といっても種類が多岐に渡りますので

大きく2つに分類します。
(1)口から摂取するもの
(2)それ以外

ものすごく大きく分けましたが、
今回は(1)についてお話したいと思います。

【口から摂取する物】
・食料
・飲料
・薬
・サプリメント
・酵素
・栄養ドリンク
・健康食品

このように、私たちが日常的に口から摂取するものは、
法律的には「医薬品(医薬部外品含む)」か「食品」のどちらかに分けられます。

「医薬品(医薬部外品含む)」は、薬機法
(薬機法=医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)
「食品」は、食品衛生法により規制されています。

この分類により
大きく異なってくるのが
効果・効能の表現についてです。

端的にいうと、
医薬品(医薬部外品を含む)以外の「食品」については、
身体の構造や機能に影響する表現をすることは原則認められていません。
たとえ、それが事実であってもダメです。

「食品」

「食品」を食べたり飲んだりして
・疲労が回復する
・痛みが治る
・花粉症が治る
・病気の予防になる

このように、
予防も含め、身体の状態が良くなるような表現は使えません。

もし法律で規制がなければ、
スーパーの食品コーナーはすごいことになるでしょう。

・血流が良くなる玉ねぎ
・風邪の予防になる白ネギ
・疲労が回復するニンニク
・生活習慣予防になるトマト
・アレルギーを緩和する人参

もはや薬局です。

接骨院で取扱いされている方もいらっしゃると思いますが、
健康食品やサプリメント、酵素なども「食品」として分類されますので、
原則、効果効能を表現(表示)する事はできません。

例外的に
国が表示を許可しているもので、
特別用途食品や特定保健用食品(トクホ)、栄養機能食品、機能性表示食品などがあります。

これらについては限られた範囲で
特定の保健機能や栄養機能を表示することが認められています。

詳しくは消費者庁のサイトをご覧ください。

(消費者庁:特別用途食品
http://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/other/review_meeting_011/pdf/review_meeting_011_180516_0006.pdf)

(消費者庁:特定保健用食品
http://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/health_promotion/pdf/syokuhin86.pdf)

(消費者庁:栄養機能食品
http://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/health_promotion/pdf/health_promotion_170606_0001.pdf)

(消費者庁:機能性表示食品
http://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/about_foods_with_function_claims/pdf/150810_1.pdf

院内のポスターやPOPなど、
物販で表現(表示)方法に問題がないか、
一度確認してみてはいかがでしょうか。

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