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「足が速い人」と股関節内転筋群の関係
2019.11.28

「足が速い人」と股関節内転筋群の関係

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股関節の内転動作を行う際に必要な「内転筋群」は、股関節の屈曲伸展にも関わります。このことから運動パフォーマンスにも影響を与えるといわれています。

股関節の構造

股関節は、大腿骨の上端にある大腿骨頭という球体が、寛骨臼(骨盤側の関節面のくぼみ)の中にはまり込むような形状になっています。股関節は、肩関節と同様に臼状(球)関節と呼ばれる多軸性関節(運動軸が3軸以上ある)で、ある程度自由に運動することが可能なため、曲げたり伸ばしたりする「屈伸」、横に開いたり閉じたりする「内外転」、内や外に捻る動きの「内外旋」と様々の種類の動きができます。
(ちなみに、膝・肘関節は一方向のみの曲げ伸ばしを行う関節であるので「蝶番関節」とも呼ばれます。)

股関節内転筋群

股関節の内転動作を行う際に必要な「内転筋」は、股関節の内旋、膝を内側に向ける動き股関節の伸展をコントロールしています。股関節内転筋は、単関節筋として「恥骨筋」「大内転筋」「長内転筋」「短内転筋」、二関節筋として「薄筋」があり、総称して「股関節内転筋群」と呼ばれます。骨盤の固定や姿勢の維持、安定した歩行など、私達の日常生活において使用頻度の高い筋肉といえます。

内転筋群は、骨盤の前面である恥骨から太腿骨の内側まで続いており、内転筋に力を入れると、内臓を支えている骨盤底筋にも力が入りやすくなります。骨盤底筋は、姿勢を維持するために必要な筋肉なので、身体の軸の安定感もコントロールしていると言っても過言ではないのかもしれません。内転筋を鍛えることで骨盤の位置が整い、内臓が好ましい位置に収まるため、内臓下垂(「ぽっこりお腹」の原因の1つ)や便秘が解消されることもあります。

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