
なぜか放置されている日本女性の「O脚」
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女性のお悩み上位に挙がる「O脚」。実は、正確に調整できていない施術者が多いことが現状のように思われます。O脚にもタイプがあり、調整できるものとしづらいものがあることを知っておくべきだと思います。
生活習慣に起因する「O脚」

骨盤をはじめとした体のひずみをよく表してくれている「O脚」ですが、正確に調整できていない施術者が多いことが現状のように思われます。O脚にもタイプがあり、調整できるものとしづらいものがあることを知っておくべきだと思います。
調整しやすいO脚とは、生活習慣に起因するものです。日本人にO脚が多い原因のひとつとして、特有の歩き方が考えられます。これに対し韓国では、比較的スリムで足がスラッとした女性が多いように感じます。韓国人の女性とお座敷で食事をしたことがある方は、女性があぐらをかいている姿を見たことがあるかもしれません。韓国の女性は基本的に股関節を外旋方向に持って行きやすく、歩行に関しても欧米人に近いものとなっています。
それに比べ日本の女性は、いわゆる内股歩行をしている場合が多く、これがO脚になる最大の原因だと考えられます。一見女性らしく見えるかもしれませんが、将来的にO脚になる可能性を秘めていると理解されていないことが多いようです。施術者側もこのことを理解していない場合があり、簡単に調整できる可能性のあるO脚が放置されてしまっているのが現状です。将来酷い変形にならないように予防できるはずが、患者・施術者両方が気付いていないために予防できていない現状があります。
病気に起因するO脚
調整しづらいのは、病気に起因するものです。O脚になる病気「ブラウント病」の原因として、早期の歩行開始があると言われています。子供の早期歩行には注意しなければなりません。2歳以降に一度レントゲンでチェックしておき、3歳頃に「O脚」「左右非対称」といった点に注意することが望ましいと思います。
「骨を扱うことのできる資格者」としての認められている私たち柔道整復師は、骨格の知識を普及し、患者さまを正しく指導する必要があります。
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