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なぜか放置されている日本女性の「O脚」
2013.03.21

なぜか放置されている日本女性の「O脚」

最近、メディアなどで話題にされてますが、骨盤が気になるという方が多くなってきています。では、接骨院(整骨院)・鍼灸院に来院される方では、どれくらいの方が自分の骨盤のゆがみを認識しているのでしょうか?・・・

なぜか放置されている日本女性の「O脚」

最近、メディアなどで話題にされてますが、骨盤が気になるという方が多くなってきています。では、接骨院(整骨院)・鍼灸院に来院される方では、どれくらいの方が自分の骨盤のゆがみを認識しているのでしょうか?

実は、「何となくゆがんでいるんじゃないか」「気になってはいるが、どうなっているのかわからない」「開いているんじゃないか」など気になってはいても、正しく理解されてはいないのです。実際のところ施術側においても、根本的原因となる仙腸関節での2mm程度のひずみを見逃し、単純に開いている、閉じていると間違った情報に左右されているのが現状のようです。

私は骨盤のゆがみを見る上で、O脚などの下肢の状態を見ることが非常にわかりやすい情報であると感じています。

下肢の状態は骨盤と連動しています。特に、O脚を矯正していく上では骨盤の傾きと関係が深く、O脚と骨盤は切っても切り離せないものですし、膝の状態を見ると骨盤の状態がわかるといっても過言ではありません。

骨盤をはじめとした体のひずみをよく表してくれているO脚なのですが、実際しっかりと矯正できていないのが現状のように思われます。O脚にもタイプがありますし、矯正できるものと矯正しにくいものがあることを知っておくべきであるかと思います。


一般に矯正しやすいO脚に関して言えることは、その原因に日本人特有の歩行や生活習慣の問題があるということです。これは、同じ東洋人である韓国の方に、日本人と比べると比較的スリムで足もスラッと伸びている方が多いところに答えがあるようです。

韓国の女性と座敷で食事をしたことがある方などは、女性があぐらをかいている事に驚かれた経験をお持ちであると思います(もちろんスカートの時はされません)。韓国の女性は基本的に股関節を外旋方向に持って行きやすく、歩行に関しても欧米の方に近いものとなっております。それに比べ日本の女性は、いわゆる内股歩行をしている場合が多く、これがO脚になっていく最大の原因となっているのです。一見女性らしく見えはするのですが、将来的にそれがO脚の原因になると理解されていない場合が多いですし、矯正する側も理解していないので、簡単に矯正できる可能性のあるO脚が放置されてしまっています。将来、酷い変形にならないように予防できるはずが、患者・施術者両方が気付いていないために予防できていないのが現状なのです。

国に認められている「骨を扱うことの出来る資格者」としての使命を持って、私達柔道整復師が、正しい知識で骨格や骨組みからメスを入れずに患者様を正しく導いてあげましょう。

O脚になる病気【ブラウント病】の原因として、早期の歩行開始があるといわれています。子供の早期歩行には注意しなければなりません。2歳以降に一度レントゲンでチェック(骨端部の内側がくちばし状の変形)しておき、3歳頃に「O脚である」「左右非対称である」などに注意するのが望ましいと思います。


(H24.12月)

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