柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師向け情報サイト
  1. HOME
  2. 記事
  3. 接骨院の症例・経営事例
  4. 生まれ育った地元へ”笑顔でいられる身体づくり”で還元

生まれ育った地元へ”笑顔でいられる身体づくり”で還元

HONETSUGIオーナーinterview「this is my story with HONETSUGI」 おがわ整骨院 代表 小河良文 氏 (Profile) 2014年、33歳で福岡県古賀市に独立開業。一人院長体制で、電話対応から受付、カウンセリング、施術、会計と、院内の業務すべてを一人で担い、開業8年目を迎える。修業時代は1日100人を超える繁盛院で分院長まで経験したが、経営者としてのノウハウはないまま開業。「このままだといつかは潰れるな」という意識は常に頭の片隅にある状態だった。アトラグループと出会い、自費化への一歩を踏み出し、患者さまと向き合う姿勢が変わり、さらに数字を意識した経営でコロナ禍でも売上業績アップを達成した。

「待てば来るだろう」準備不足で閑古鳥

 いずれは生まれ育った地元で仕事をしたいという想いから、子供の頃によく遊んだ蓮池エリアの再開発の話にすぐ開業を決めた。しかしそのスタートは「絶望的だった」と小河氏は当時を振り返る。修業時代の感覚で、待っていたら患者が来るだろうと考え、開業準備ゼロで始めたからだった。「今考えると、本当に恐ろしい」そして当然、ただ待つだけでは患者は来なかった。

 開業当初は完全保険型で、たまに延長マッサージで自費施術料をもらう程度。徐々に患者数は増え、生活できるくらいにはなっていったが、数字については、しばらく横ばいの状態が続いた。

漠然とした不安と自費化へのシフトチェンジ

 正直、自分がやっていることが正しいのか、何に困っているのかも、わかっていなかった。時折コンサルティングの営業も受けたが、なぜ自院をサポートしてくれるのかもよくわからなかった。だから、セミナーや勉強会、各種団体との付き合いとは距離を置いていた。

 一方で、このまま同じ状態で経営していても、いつか潰れるなと思っていた。

 ある時、自費化の話を聞く機会があった。迷いつつも、楽トレを導入するところから始めてみることにした。当時の自分にとっては、非常に大きな決断だった。高価な機材を導入したところで、本当にやっていけるのか。正直不安だった。
  
 その後、楽トレセミナーに参加した。機材を活用した効果が高い施術方法・ノウハウは、かなり衝撃的な内容だった。導入初月の売上は2倍近くまで伸び、自費化の手応えを確かに感じた。そして、その翌月にはハイボルト、トムソンベッドの導入も決めた。自費化は言われた通りにやればできたが、翌々月からは低調になってしまう。

 自費化する前の売上まで下がることはなかったものの、月によって売上の数値に波があり、安定はしなかった。

この記事は会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。

既に会員登録をお済ませいただいている方は、
ログインページよりログインしてお進みくださいませ。

「TEAM EXPO 2025」プログラム特設チャレンジサイト

アクセスランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
事業計画書の書き方
無料DL事業計画書の書き方

接骨院を開業する際に必要な事業計画書は...

関連記事