【8月1日施行】虚偽・誇大広告に課徴金制度導入
令和3年8月1日から薬機法の虚偽・誇大広告に対して課徴金制度が導入されます。薬機法は、医薬品や医療機器等に関する法律ですが、医薬品や医療機器を取扱っていない接骨院でも、内容により薬機法に抵触する可能がありますので、今回導入される課徴金制度についてはおさえておきましょう
課徴金とは
課徴金とは、違反行為者に対して課す金銭的不利益のことをいいます。薬機法では売上額の4.5%が課徴金として科せられます。今回の改正は、医薬品・医療機器等に対する広告規制がさらに厳しくなるというものではなく、虚偽・誇大広告の違反行為をした場合の措置として、「課徴金制度」が導入されるものです。
薬機法改正前は、虚偽・誇大広告に違反した場合の罰金は最高でも200万円でした。そのため、違反行為に対する抑止力がほとんどなく、違反事例も減少しないのではと言われていました。しかし、「不当な利益を得た企業から、その収益を取り上げるべき」との指摘もあるため、違反行為者が虚偽・誇大広告の販売で得た経済的利得を徴収することによって、違反行為の抑止が図れると考えられています。
この記事は会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
登録すると続きをお読みいただけます。
既に会員登録をお済ませいただいている方は、
ログインページよりログインしてお進みくださいませ。
アクセスランキング
-
1柔整師・鍼灸師の施術メソッド
-
2柔整師・鍼灸師の施術メソッド
-
3接骨院の運営知識
-
4患者さまに伝えたい健康情報
-
5柔整師・鍼灸師の施術メソッド
関連記事
-
接骨院の運営知識
-
接骨院の運営知識
-
接骨院の運営知識
開催中のセミナー
-
2025.9.20 東京
関連記事
-
2023.04.26サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)とはどんな施設?高齢化が進む中、介護・医療と連携して高齢者を支援するサービスの提供が重要とされています。その中でも、高齢の単身者・夫婦のみの世帯が増加していることから、高齢者が安心して生活できる居住環境の整備を目的に創設されたのが「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」です。サ高住とはどのような施設なのか、サービスや老人ホームとの違い等について解説します。
-
2023.01.10【無料DL】接骨院運営におけるKPI普段から、売上や患者の来院数を確認している方は多いと思いますが、「とりあえず数字を追っているけど、何に活かせば良いのか分からない」「どの数字を追うべきなのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。目標を達成するためには、まず目標達成までのルート・プロセスを分析します。そして、中間目標(KPI)設定し、目標到達までに何をどれだけやれば良いのかを定量的に把握することが重要です。
-
2023.05.26サ高住の優遇措置と補助金制度の条件は?国はサ高住の建築を積極的に推進していますが、建物をバリアフリーにして見守りサービスを付けたりと、設備基準に条件があるため建設費用が高額になるというデメリットがあります。しかし、サ高住の供給促進のために、さまざまな補助制度が受けられるようになっています。
会員数23,210人
アトラアカデミーに無料会員登録すると
-
法令など業界の
最新情報をGet! -
オリジナル動画が
見放題 -
実務に役立つ資料を
ダウンロード