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電解水素水が目指す健康習慣 接骨院でできる「内側」からの健康管理とは
2018.09.21

電解水素水が目指す健康習慣 接骨院でできる「内側」からの健康管理とは

皆さまが患者さまに水を飲んでいただきたいわけは 待ち時間に喉を潤すため? 施術で汗をかいたときの水分補給のため? 患者さま、そして施術者の身体を旅する「水」について、もっと知ってみませんか。

 今年の夏は記録的な猛暑が続き、2018年7月16日~22日の一週間で熱中症による救急搬送人数が2万人を超したという発表もありました(総務省消防庁:熱中症情報参照)。施術者の先生方は、室内で一日中、何十人もの患者さまへ施術を行わなくてはなりません。ご自身の暑さ対策・水分補給はしっかり行われていたのではないでしょうか。特に脱水は季節に限らず注意が必要ですので、暑さが穏やかになったとしても、こまめな水分補給は続けていただきたいと思います。
 患者さまに対しては、接骨院内にウォーターサーバーを設置し飲料水を提供している光景がよく見られます。患者さまが、待ち時間や施術後に水分補給できるようになど、患者さまに「水」を提供する理由は施術所によってさまざまでしょう。しかし、せっかく施術で患者さまを健康に近づけようとしているのですから、ただ水分補給をしてもらうだけではもったいないと思いませんか。先生方には、患者さまに提供する水も、できるだけ身体に良いものを選んでいただきたいと感じます。

 私たちの身体の半分以上は水分でできており、人間の身体は約20%の水分が失われると生命の危機にさらされるとも言われています。水は、溶解作用・運搬作用・体温保持など、体内で重要な役割を果たしてくれます。しかし、その水分も汗や尿、呼吸によってどんどん放出されていきますので、その分補わなくてはいけません。

 ■溶解作用・・・・・・食べ物などの、他の物質を分解し水分にすること。
 ■運搬作用・・・・・・体内における物質の移動、老廃物の排泄や栄養物質の運搬をすること。
 ■体温保持・・・・・・体温が高くなると皮膚より汗を出し、気化熱を奪わせ体温を下げること。また水は比熱が大きいため、気温・室温が低下しても体温を低下させにくい。

 最近では健康や美容のためにと、意識して水を飲む方も増えてきているようです。しかし、一言で「水」といっても天然水や水素水、ミネラルウォーターなど、さまざまな種類があります。それぞれ違いが分かるでしょうか。

 ■水道水・・・・・・河川やダム、地下水などを浄水処理場にて沈殿やろ過、塩素注入などの処理を行った水(日本の水道水は、飲んでも安全性や健康上の問題は基本的にはない)。
 ■浄水・・・・・・水道水に含まれる不純物や残留塩素を、浄水器などで除去した水。
 ■水素水・・・・・・整水器・バブリング※などで生成される、水素が多く含まれている水。
  ※物理的に水素ガスと水を混ぜること。
 ■海洋深層水・・・・・・水深200メートル以深の海水をくみ上げて、脱塩等の処理を行った水。
 ■ミネラルウォーター・・・・・・一般的にはろ過、沈殿、加熱殺菌などの処理を施した地下水(農林水産省の「ミネラルウォーター類の品質表示ガイドライン」において分類が設けられている)。

 身近にある「水」の一部を取り上げてみましたが、これだけでも原水、生成方法が違うのがお分かりかと思います。お店で販売されている飲料水の成分表示を確認されたことはありますか。さまざまな飲料水がありますが、種類によって含まれている成分が違うのが分かるはずです。
 先生方が接骨院で患者さまに提供している水は、何を重視して選ばれた水なのでしょう。今回は、施術という「外側」からのアプローチとは違った視点で、患者さま、そして先生自身の健康を考えてみませんか。


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ちなみに・・・
「硬水」と「軟水」の違い

見た目は同じですが、カルシウム(Ca)・マグネシウム(Mg)といった金属イオンの含有量の違いで硬水・軟水に分けられます。簡単にいうと、カルシウムとマグネシウム含有量が比較的多い水が硬水・少ない水が軟水になります。
水1l中に溶けているカルシウムとマグネシウム含有量を表す数値を「硬度」といい、一般的には硬度0=100mg/lを軟水、100~300mg/lを中硬水、300mg/l以上を硬水に分けられます。しかし、具体的な硬度による分類基準は国によって変わっており、WHO(世界保健機構)の基準では、硬度が120mg/l以下を「軟水」、120mg/l以上を「硬水」とされています。

【硬度計算方法】
硬度=(カルシウム量mg/l ×2.5)+(マグネシウム量mg/l ×4)

■WHO(World Health Organization:世界保健機構)飲料水水質基準
軟水・・・・・・・・・・・・・・硬度:0~60mg/l未満
中程度の軟水・・・・・・・硬度:60~120mg/l未満
硬水・・・・・・・・・・・・・・硬度:120~180mg/l未満
非常な硬水・・・・・・・・180mg/l以上

■一般的な硬度の分類
軟水・・・・・・・・・・・・・・硬度:0~100mg/l未満
中硬水・・・・・・・・・・・・硬度:100~300mg/l未満
硬水・・・・・・・・・・・・・・硬度:300mg/l以上

接骨院への電解水素水 整水器設置を行う 株式会社日本トリムの西谷常務取締役にお話を伺いました。

「水素水」という名前は広く知られるようになりましたが、水素水にも種類があることをご存じでしょうか。バブリングで生成した水素水、ペットボトルなどに専用スティックを入れて作る水素水、整水器によって電気分解することで生成される電解水素水などがありますが、我々が提供しているのは、整水器で作ることができる「電解水素水」になります。
 電解水素水整水器は胃もたれや胃の不快感をやわらげ、胃腸の働きを助け、お通じを良好にする「胃腸症状の改善」に効果が認められた管理医療機器として認証を受けています。お子さんからご年配の方、さまざまな生活スタイルの方にも飲んでいただけるものなのです。胃腸への効果だけでも十分皆様の健康に寄与できるものですが、弊社ではさらなる電解水素水についての研究を進めており、国内外の研究機関と産学共同研究を実施し、その成果を論文や学会で発表し続けています。

電解水素水とは

 専門的な話になりますので、少し簡単にご説明しましょう。
 皆さんご存知の通り、水(H2O)は主に水素水(H2)と酸素(O2)からできています。水に電極を入れて直接電流を流すと、陽極表面上では水(H2O)が分解され、酸素(O2)と水素イオン(H+)がつくられ電子(e-)が陰極側へ移動します。陰極表面上でも水(H2O)が分解され、供給された電子(e-)と反応し、水素(H2)と水酸化イオン(OH-)がつくられます。この時、陽極では酸化反応、陰極では還元反応が起きています。すると、陽極側には酸素を含んだ酸性の水、陰極側には水素を含んだアルカリ性(pH9~10)の水ができるのです。この陰極側で生成された水が、電解水素水です。
 「pH(ペーハー/ピーエイチ)」とは、水素イオン指数のことです。pHの数値は7が中性、7より数値が小さくなるほど酸性が強く、7より数値が大きくなるほどアルカリ性が強くなります。ちなみに、ヒトの体内のpH値は、血液やリンパ液が7.3~7.5の弱アルカリ性、皮膚は4.5~6.0の弱酸性と言われています。

接骨院でも「健康経営」を / 予防医療に対する考え方

 接骨院では患者さんにせj通後、水を飲んでもらうことが多いようですね。しかし、「健康経営」の面から見ると、ぜひ施術者の方々にも飲んでいただきたいと思っています。「健康経営」とは、経営者がリーダーシップをとって、経営的な視点で社員の健康増進を戦略的に実行することです。社員が不調だと、出勤してくれても生産性も上がりませんし、業務効率も良くありません。しかし、軽症なうちに改善できれば、生産性が向上し収益にも繋がります。これは、接骨院経営においても同じことが言えるのではないでしょうか。施術者の方が健康であれば業務効率も上がり、患者さまにも質の高い施術が提供できると思います。
 また、社員の健康を考えた経営は社員のモチベーションや満足度を上げ、それを社外に発信できれば企業イメージが良くなり、優秀な人材が集まりやすいというのも大きな利点です。社員の健康を気に掛ける会社とそうでない会社、どちらに魅力を感じるかなんて言わずとも分かりますよね。社員の健康は、会社の健康に繋がるものだと感じています。

 日本トリムでは、10年ほど前から「ウォーターヘルスケアという、新習慣。」を提唱しています。つまり、電解水素水を飲んで健康を維持するということです。私たちの社長は、創業時から「健康は貯蓄だ。」「病気を治すのではなく病気になりにくくする。そのためには毎日の健康づくりが大事だ。」と言い続けています。普段の健康を積み重ねていれば、例え病気になったとしても対応力ができている、だから日ごろの健康づくりが大事なのだと。しかし、健康のためとはいえ、急に生活習慣や環境を変えるのはなかなか難しいことです。だからこそ、普段の生活の中で毎日飲む「水」で、無理なく健康づくりに取り組めるよう、電解水素水の研究を20年以上行い続けているのです。
 最近では「健康経営」の取り組みから、企業への一括導入の案件も増えてきています。また、サッカーや野球のプロスポーツチームや企業・大学のスポーツチーム、医療機関でも導入いただいています。接骨院に電解水素水整水器を収めたのは、「身体を良くしに来られた患者さんに提供するなら、身体に良い水を。」ということでしたので、それは私たちの想いとマッチしているなと感じたからです。地域の健康を支える接骨院だからこそ、施術者の方、そして患者さんの健康のために電解水素水を提供していただけると嬉しいですね。

 西谷常務取締役、貴重なお時間をありがとうございました。

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 柔道整復術は、外傷性の怪我に対する施術や、身体の痛み・歪みに対するアプローチで不調や病気を予防できることはあるかもしれません。ですが、すべて「外側」からのアプローチであるため、内科的な要因の不調に関しては対応することは難しいでしょう。しかし、電解水素水のような「内側」から病気の予防を目指したものであるなら、来院される患者さまの健康を支える一助となるかもしれません。患者さま、そして接骨院で働くスタッフの健康のため、施術とは違う視点の健康への取り組みとして、接骨院で提供する「水」について検討してみても良いのではないでしょうか。今後の研究にも大きな期待が寄せられている「電解水素水」。これからも注目していきたいと思います。

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