接骨院や鍼灸院で産休・育休は取れる?現実と復帰後の課題を知っておこう
「将来、子供も育てながら鍼灸師の仕事を続けたい」「柔道整復師として長く働きたいけれど、産休や育休は取れるの?」といった疑問を持つ方は多いでしょう。実際に、「産休や育休を希望しているが、今の職場で取得できるか不安」という声もよく聞かれます。今回は、接骨院や鍼灸院での産休・育休の現実と復帰後の働き方について考えてみましょう。
法律上、産休・育休は取得できる
まず大前提として、法律上は産休・育休を取得することが可能です。産休(産前産後休業)は出産予定日の6週間前(多胎妊娠の場合は14週間前)から取得でき、産後8週間は休業することができます。
育休(育児休業)は、子どもが1歳になるまで取得でき、一定の条件を満たせば1歳6か月、さらに2歳まで延長も可能です。これは、接骨院や鍼灸院で働く柔道整復師や鍼灸師にも適用されます。
実際には「取りやすい院」と「難しい院」がある
とはいえ、産休・育休を取得しやすい環境かどうかは、院によって大きく異なります。接骨院や鍼灸院は少人数で運営しているところが多く、施術スタッフが1年近く現場を離れるとなると、代替の人員を確保する必要があります。そのため、制度があっても実際には「取得が難しい」とされるケースも少なくありません。
また、制度が整っていても職場の雰囲気や上司の理解度によって「取りづらさ」を感じることもあります。職場の反応が冷たかったり、無言の圧力を感じたりする場合もあり、申し出をためらってしまう人もいます。そうしたときには、第三者の立場にある労働相談窓口などを利用することも一つの手段です。
復帰後の働き方にも注意が必要
育休後も以前と同じポジションで働けるのか、というのも気になるところです。残念ながら、復帰後の職場でのポジションや業務内容が以前と同じになるとは限りません。すでに代わりの人が採用されていた場合、自分のポジションがなくなっていることもあり得ます。たとえば、午前中だけの時短勤務になることで、責任ある業務から外れることもあります。
さらに、復帰後の働き方には、育児との両立という新たな課題も加わってきます。現場復帰したとしても、育児や子どもの預け先への送り迎えの関係で、就業時間通りに働けない場合もあります。
それ以前に、保育園など子どもを預けられる場所が見つからなければ、そもそも現場復帰自体が厳しくなってしまうこともあるでしょう。
そのため、復帰後の働き方についても事前に院長や職場と話し合い、どのような形で仕事を続けていくのかを共有しておくことが必要です。
将来に備えて職場選びも慎重に
「接骨院 産休 育休」を検討するなら、制度の有無だけでなく、実際に取得実績があるかどうかが重要なポイントです。また、「育休明けでも時短勤務が可能か」「訪問鍼灸など柔軟な働き方はできるか」といった点も職場選びの判断材料になります。
産休・育休は当然の権利ではありますが、院の規模や方針によっては制度の運用が難しいケースもあります。「現実的に取得できる職場を選ぶ」という視点を持つことも、長く働くための重要な準備です。
「アトリク」では、柔道整復師や鍼灸師向けの求人に特化しており、「短時間OK」「週1からOK」「主婦(夫)歓迎」などのこだわり条件も設けています。安心して長く働きたい方は、ぜひ一度チェックしてみてください。
注目の記事
-
就職活動のススメ【アトリクblog】 -
アトラアカデミー厳選コラム -
最先端医療連携 -
アトラアカデミー厳選コラム -
アトラアカデミー厳選コラム
関連記事
-
就職活動のススメ【アトリクblog】 -
就職活動のススメ【アトリクblog】 -
就職活動のススメ【アトリクblog】
関連記事
-
2025.07.25信頼できる人からの紹介でも油断は禁物?就職先選びの注意点柔道整復師や鍼灸師として転職活動をしていると、「うちの院、いいところだよ」「今ちょうど人を探してるから来ない?」といった形で、先輩や知人から就職先を紹介されることがあります。信頼できる人からの誘いであれば、安心感があるのは当然ですし、人間関係ができている分、職場にも馴染みやすそうに感じるかもしれません。 しかし、そのような紹介での入職には、気をつけておきたいポイントがいくつかあります。とくに、入社後の人間関係や労働条件に関しては、「紹介だから」と油断せず、客観的に確認しておくことが大切です。 -
2024.12.19面接で好印象を与える!服装の選び方と注意点「面接って、何を着ていけばいいんだろう?」これは、誰しもが一度は抱く疑問ですよね。特に、業界によっては一般的なスーツだけでなく、白衣や動きやすい服装が求められる場合もあります。今回は、接骨院業界での面接で好印象を与える服装の選び方について解説していきます。 -
2024.12.20柔道整復師・鍼灸師の自己分析「自己分析」と聞くと、「自分探し」というイメージが強いのではないでしょうか。しかし、自己分析は単なる自分探しの旅ではありません。「なぜ、その道を選んだのか」「なぜ、その行動を取ったのか」といった、「なぜ?」を深く掘り下げていくことで、あなたの強みや価値観、そして将来へのビジョンが見えてくるのです。
-
法令など業界の最新情報をGet! -
オリジナル動画が
見放題 -
実務に役立つ資料を
ダウンロード

