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【無料DL】95%の患者が知らない「不調の根源」を可視化 歩行データが変える接骨院経営

多くの先生方が、患者さまの不調の根本原因が「歩き方」にあることをご存知でしょう。しかし、患者さまにその重要性を理解してもらい、施術への納得感を高めるのは容易ではありません。このコラムでは、アトラグループが実施したアンケート調査と、NECとの共同調査の結果をもとに、その解決策を提示します。

アンケート調査概要

【一般向けアンケート】
期間:2025年9月
回答数:1,030件
実施:日本電気株式会社(NEC)

【施術者向けアンケート】
期間:2025年9月8日~9月18日
回答数:121件
実施:アトラグループ株式会社

【学生向けアンケート】
期間:2025年9月15日~9月26日
回答数:196
実施:アトラグループ株式会社

95%の患者さまが知らない「不調の根源」

まず、患者さまの視点から考えてみましょう。NECとの共同調査によると、「歩き方と肩や腰などの不調に関連がある」と詳細まで知っている人はわずか5%に過ぎません。実に95%もの人がその関連性を知らないという驚くべき結果が明らかになりました。

これは、多くの人が自分の「歩き方」に無自覚であることを示唆しています。同調査で、日頃から歩数を意識・計測している人が43.5%と半数近くいる一方で、歩き方、つまり「歩容」(歩行時の姿勢、バランス、歩幅、速さなどの歩行の質)について意識している人は25%未満でした。

さらに、歩き方を意識している人でも、その確認方法として「何も使わず感覚的に」行っていると回答した人が48.1%と最も多く、客観的なデータに基づいた自己分析がほとんど行われていないことが分かります。

この結果は、施術者が「あなたの腰痛の原因は歩き方にあります」と説明しても、患者さまに十分な納得感を与えられない最大の要因です。施術者向けアンケートでは、回答者の62%が施術の中で歩行分析を取り入れていることが判明しましたが、歩行分析の課題として「導入コスト」「歩行データを手軽に記録・比較できず、うまく施術に反映できない」だけでなく「患者さんに説明しても理解や納得につながりにくい」という声も多数寄せられました。

現在、多くの施術所で行われているのは「目視による観察(51.2%)」や「動画撮影(22.3%)」ですが、これらはあくまで感覚的、主観的な分析に留まり、客観的なデータとして患者さまに示すには限界があります。

歩行データが患者さまの納得感を高める

では、どうすればこの溝を埋めることができるでしょうか。鍵となるのが、客観的な「データ」です。一般向けアンケートによると、「自身の歩き方がデータとして見える化されること」に興味がある人は53.9%と半数以上にのぼり、「治療効果がデータとして可視化されること」にも56.3%が「興味がある」と回答しています。これは、患者さまが自身の身体の変化を客観的なデータで確認したいという強い潜在ニーズがあることを示唆しています。

施術者向けのアンケートでも、同様の結果が出ています。
「歩行時の重心移動や接地・離地角度をデータで可視化できる」ツールは、約87.5%の先生が「役立つ」と回答
「計測結果と客観的な評価をレポートとして確認できる」ツールも、約90.9%が「役立つ」と回答


これらの結果は、先生方が抱える「施術効果を客観的に示す」という課題に直接応えるツールの必要性を示しています。また、歩行データから痛みの原因箇所を推定できる機能にも約90.1%が期待を寄せています。

学生が未来の職場を選ぶ「2つの条件」

次に、深刻な人材不足を解決する視点から考えてみます。アトラグループが専門学校の学生を対象に行った調査は、未来の施術者が何を求めているかが示されています。

就職先を選ぶ上で学生が最も重視するのは、「職場環境」や「給与・待遇」といった一般的な条件に加え、「最新技術」でした。具体的には、「最新の機器や技術を積極的に導入している施術所に魅力を感じるか」という問いに対し、84.6%の学生が肯定的な回答をしています。さらに、67.9%の学生は「新しい技術を導入している施術所」への就職を希望しています。

この67.9%という数字は、「経験豊富な先生の指導を受けられる施術所」(75.5%が魅力と回答)という、これまで最も強く求められてきた要素に次ぐ、非常に大きな割合です。かつて、就職先を選ぶ際に新しい技術や機器の導入を重視する学生はほとんどいませんでした。しかし、今や時代は変わり、未来を担う学生たちが最新技術に強い関心を持っていることは、施術院経営のあり方そのものに再考を促しています。

この結果から、学生たちが「単に経験を積む」だけでなく、「最新の技術に触れ、学び、自身のスキルアップに繋げたい」という、時代に合わせた新しい価値観こと示しているのかもしれません。

ただ施術を提供するだけでなく、データ活用能力を評価する人事制度を構築し、働きがいのある職場環境を提供することで、優秀な人材の獲得競争を優位に進めることができるでしょう。

成長を育むプラットフォームとしての「腰楽さん」

「腰楽さん」は、まさに現代の施術所が直面する課題に応える歩容データ計測システムです。専用のセンサ内蔵インソールを用いることで、患者さまの日常の歩行データ(歩幅、足上げ高さ、接地・離地角度など)を手間なく、客観的な数値として収集・可視化します 。この科学的データは、患者さま自身の身体の変化に対する理解を深め、施術への納得感とモチベーションを飛躍的に向上させ、結果的にリピート率の向上へと繋がります。

「腰楽さん」によるデータ活用は、単なる目の前の不調改善に留まりません。その先の健康維持や再発予防までを視野に入れた施術計画の立案を可能にし、自費施術メニューの新たな柱を確立し、院の独自性を際立たせます。

さらに重要な点として、「腰楽さん」の導入は、未来の施術者を惹きつける強力な人材戦略となります。専門学校の学生が強く求める「最新の技術を扱う先進的な施術所」というイメージを確立できるからです。データに基づいた施術環境は、優秀な人材の獲得に直結し、彼らが理想とする「成長の場」を提供することで、人材教育や定着といった経営課題を同時に解決する、持続可能な経営を実現するための重要戦略となるのです。

確かな未来への羅針盤

患者さまとの「意識の溝」を埋め、次世代の才能を惹きつける。この2つの大きな課題を解決する鍵は、「腰楽さん」がもたらす「歩行データの見える化」にあります。客観的なデータで施術の価値を証明し、成長を求める若者たちが集う場となること。それこそが、これからの接骨院経営を成功に導く、確かな羅針盤となるでしょう。

「【患者アンケート】『歩行データと身体(肩腰等) の不調』に関する意識調査」のダウンロードはこちら


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「【施術者アンケート】歩行分析に関するアンケート調査」のダウンロードはこちら


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「【学生アンケート】将来の就職先選びで重視するポイント」のダウンロードはこちら


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