請求団体の職場探訪 パート2
「並べ替えずに送って返戻にならないか?」「総括票はいらないの?」と疑問に思われる方は必見です!請求団体に送った申請書がどのように仕分けられて保険者に送られていくのか、今回は申請書の流れを追ってみましょう。
請求団体の職場探訪 パート2
個人請求の場合、総括票をもとに療養費支給申請書を並び替えて保険者に提出します。毎月恒例の作業とはいえ、時間もない中で請求業務を行うのは大変ですよね。しかし、これらの複雑な作業を請求団体が引き受けてくれる場合があります。※団体により異なります。
「並べ替えずに送って返戻にならないか?」「総括票はいらないの?」と疑問に思われる方は必見です!請求団体に送った申請書がどのように仕分けられて保険者に送られていくのか、今回は申請書の流れを追ってみましょう。
開封作業
前回もご紹介しましたが、アトラ請求サービスでは「セキュリティールーム」で請求業務が行われています。ちうど申請書が届いたようですね。中を覗いてみると…レターパックがぎっしり!!毎月初めにはレターパックが各地の会員から大量に届いているのだそうです。まるで郵便局のような状態ですね。
申請書は信書に該当しますよ!
申請書の仕分け
レターパックを開封すると中にはたくさんの申請書が。もちろん順番はバラバラです。まずはここで柔整、鍼灸の申請書に分け、そして当月請求分と返戻分に仕分けをしていくようです。大変な作業ですが、この作業は請求団体の職員の方が手作業で仕分けてくれているのです!
OCRで内容確認
当月請求分の申請書はOCRという機械に通されます。申請書の内容がどんどんデータとして読み取られていきます。申請書のデータは会員の請求データと照合され、内容に相違がないか確認されます。それを元に総括票が作成されていくようです。データはバックアップされているので、申請書紛失のリスクも少なくて安心ですね。
ソーターで並び替え
照合が終わった申請書は、今度は仕分け機(ソーター)にかけます。まるで棚のような機械ですよね。これに申請書をセットすると凄い速さで何百枚の申請書が一気に仕分けられて棚の各段に入れられていきます。これで院が申請書の順番をバラバラに送っても大丈夫なんですね。
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