柔道整復師国家試験に落ちたら…フルタイム勤務しながらの再挑戦は可能?
柔道整復師・鍼灸師等の国家試験に不合格となり、来年の合格を目指しつつ、フルタイム勤務も続けるべきか悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、フルタイム勤務を続けながら国家試験合格を目指すのは無謀なのか、どのような考え方が必要なのかを考えてみましょう。
正直に言えば、甘くはない
結論から言えば、フルタイムで働きながら国家試験に合格するのは、かなり厳しい挑戦になります。理由はシンプルで、学校に通っていた時間が丸ごと勤務時間に変わるからです。学習にあてる時間が物理的に減ることに加え、フルタイム勤務では体力的・精神的にも疲弊しやすくなります。
特に接骨院や鍼灸院での勤務は、施術だけでなく準備や片付け、受付業務など多岐にわたります。終業後に疲れた身体と頭で、集中して勉強を継続するのは想像以上にハードです。そのため、「働きながら合格したい」と思っている方は、まず「時間と体力の確保」をどうするかが重要な課題になります。
まずは不合格の原因を冷静に振り返る
柔道整復師・鍼灸師等の国家試験の合格率は約60%程度ですが、新卒者に限れば80%近くが合格しています。つまり、基本的な内容をしっかり理解し、学習時間を確保できていれば、十分に合格できる試験です。
ここで重要なのは、「不合格になった原因を具体的に振り返ること」です。ただ単に「勉強が足りなかった」というのでは、来年も同じ結果になってしまう可能性があります。
科目ごとの得点を見直し、苦手分野を把握する、模擬試験の結果を確認する、自分の学習スタイルが本当に合っているかを見直すなど、冷静な自己分析が必要です。
働き方の工夫が合格への近道に
それでも「働きながらもう一度挑戦したい」という意思があるなら、フルタイムではなく、できればパートタイムや時短勤務に切り替えることをおすすめします。特に試験直前の数か月は、学習時間の確保が合否を大きく左右します。
また、同じような立場で合格した人の体験談を聞ける機会があれば、参考にするのも良いでしょう。朝早く起きて出勤前に勉強する、通勤時間を音声教材で活用する、土日は集中して学習するなど、生活リズムに合わせた工夫が合格の鍵になります。
合格のために優先すべきこと
大切なのは、「今の働き方で合格できるか」ではなく、「合格するためにどんな働き方が必要か」という視点を持つことです。生活費や現場経験も大切ですが、試験に再び落ちてしまえば、資格取得はさらに遠のいてしまいます。
柔道整復師や鍼灸師の資格は、人生のキャリアを大きく左右するものです。だからこそ、今一度立ち止まって、自分の時間の使い方、働き方、学習計画を見直してみてください。
「不合格だった。どうしよう」と悩む方こそ、一歩立ち止まり、次の一手を慎重に選びましょう。
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