柔道整復師と患者に対し比較可能な質問を行うことで、双方の認識の相違を明らかにし、また法令に関する面からの調査を加えることで、今後の取り組みへの足がかりとするため、現在の到達点を調査しました。接骨院業界は日々変化し続けており、本白書内で接骨院モデルを完成させることは困難ではありますが、皆さまの接骨院業界の現状について理解を深めるとともに、これから目指すべき接骨院の在り方について考えるきっかけとしていただきたいです。

（目次）
はじめに
第1章　接骨院業界を取り巻く状況と調査概要
　第1節　柔道整復師数・施術所数の推移
　第2節　平成29 年度の柔道整復療養費の改正について
　第3節　アンケート調査概要
第2章　接骨院の現状に対する調査結果
　第1節　患者への説明状況に関する調査
　第2節　広告及び資格者氏名掲示に関する調査
第3章　受領委任制度に関する調査結果
　第1節　受領委任に関する認識調査
　第2節　領収証発行及び患者調査に関する対応調査
おわりに
参考文献・HP
アンケート調査結果一覧


（アンケート調査概要）
・施術者調査
全国の接骨院で勤務している柔道整復師の資格者である男女8,274 人
有効回収数：221（接骨院・鍼灸接骨院就業者）

・患者調査
15～69歳までの被保険者の男女21,793名
有効回収数：950（過去１年間に接骨院・整骨院に2 回以上来院したことがある者）