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回せPDCA。できて「あたりまえ」

Plan(P)計画・Do(D)実行・Check(C)評価・Act(A)改善

PDCA

Plan(P)計画
Do(D)実行
Check(C)評価
Act(A)改善

4段階の繰り返しで進めることにより品質の向上や継続的な改善を促す業務管理手法。

4段階の頭文字からPDCA。



PDCAは品質管理の父といわれるW・エドワーズ・デミング博士らが提唱した考え方で、もともとは生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進めるためのものでした。現代では様々な業務に適用可能な業務管理の手法として広く知られています。

この業界でもよく聞かれるようになってきたのではないでしょうか。

しかし、英単語の頭文字を並べてとっても重要!と言われてどこかで身構えてしまっている方も多くいらっしゃるのでは。

経営手法は難しく考えるためにあるのではなくより円滑にするためにあります。

円滑にするPDCA

そもそも難しい話にはスタッフさんも頭を悩まされるでしょう。

人を巻き込む際にはご自身でもしっかりと理解しわかりやすく伝えることが良いでしょう。

ところで、PDCAは業務管理手法であると言いましたが、皆さんは学生時代に既に行っていたかもしれない手法です。

例えば、ある高校に進学したいという目標を決めたとします。

5教科のうち、社会(地理歴史・公民)、数学、理科、英語は合格点に達しているけれど、国語の点数が足りていない。

あなたならどうしますか?

まずは目標点数を決めます。例えば100点中80点。そして目標達成のために、弱点を探ります。

漢字が弱い?読解力不足?それとも表現力不足?

読解力が足りなさそうだ。

読解力を上げるために長文問題に取り組む時間を増やしてみよう。(Plan)

実行。(Do)

果たして結果は・・・?

いまいち伸びなかった。なぜか。

取り組んだ時間が十分でなかったのか?参考書が自分に合っていなかったのか?数ばかりこなして繰り返していなかったからか?(Check)

では方法を変えて多くの問題に取り組むのではなく一定量の問題を繰り返してみよう。(Act)


こうして自然と行っていた勉強でPDCAを回していたんですね。

業務改善手法としてPDCAと聞き「やらなきゃ」となるのではなく「PDCAはあたりまえ」にやっていることと思いましょう。

あなたの日常に溶け込んでいることがベストな状態です。

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