自費施術導入のメリット・デメリット|失敗しないためのポイントは?
接骨院の数は年々増加の一途を辿る一方、療養費は減額し続けています。今後の接骨院運営を安定させるためにも、自費施術の導入が必要不可欠となっています。そこで今回は、自費施術を導入する際のメリット・デメリット、成功するためのポイントについてお伝えします。
目次
・自費導入が必要な理由
①競合増加による来院患者の分散
②国民医療費の減額
・自費施術を導入するメリット
①保険適用外の施術ができる
②院のコンセプトを遵守できる
③自分で料金設定ができる
・自費施術を導入するデメリット
①導入コストがかかる
②施術時の負担額が増える
③安定化するまで時間がかかる
・自費施術導入 成功のポイントは?
①段階的に自費を導入する
②患者さまに自費施術を知ってもらう
③施術者としてのスキルを磨く
④リピーターを増やす
まとめ
接骨院のメニューを増やそう!
自費導入が必要な理由①競合増加による来院患者の分散
厚生労働省の通知によると、平成30(2018)年には就業施術者数は70,000人、柔道整復施術所数は50,000ヶ所を超えています。施術所数は、全国のコンビニ店舗数とほぼ同数と言えます。しかし、接骨院で取り扱える保険施術は、対応できる症状(骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷)が限られています。提供できる施術や施術料金も同じとなるため、他院との差別化できなくなり、来院する患者さまもその分、分散することになります。来院患者が減少すれば、その分、収入も減少していく可能性もあります。
(グラフ:『2019年版接骨院実態調査』より抜粋)
この記事は会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
登録すると続きをお読みいただけます。
既に会員登録をお済ませいただいている方は、
ログインページよりログインしてお進みくださいませ。
アクセスランキング
-
1柔整師・鍼灸師の施術メソッド
-
2柔整師・鍼灸師の施術メソッド
-
3はじめての開業
-
4柔整師・鍼灸師の施術メソッド
-
5接骨院の運営知識
関連記事
-
柔整師・鍼灸師の施術メソッド
-
柔整師・鍼灸師の施術メソッド
-
柔整師・鍼灸師の施術メソッド
開催中のセミナー
-
2024.4.14 東京
関連記事
-
2023.01.19なぜか放置されている日本女性の「O脚」女性のお悩み上位に挙がる「O脚」。実は、正確に調整できていない施術者が多いことが現状のように思われます。O脚にもタイプがあり、調整できるものとしづらいものがあることを知っておくべきだと思います。(公開:2013年3月21日、更新:2022年1月19日)
-
2023.02.01日本は疲労大国!?疲れを引き起こす「疲労因子FF」「ストレス社会」と呼ばれる現代において、老若男女を問わずすべての人が疲労と無関係ではないと言えます。疲労による身体の不調を訴え接骨院に来院する患者さまも少なくありません。今回は、この「疲労」を取り上げてみたいと思います。(公開:2017年3月24日、更新:2023年2月1日)
-
2023.01.16姿勢反射姿勢反射とは、その名の通り姿勢の関する反射です。身体のセンサーでもある感覚器に加えられた刺激に対応して、反射的に筋が緊張及び収縮することで、身体の位置や姿勢、平衡を維持することを指します。(公開:2010年8月2日、更新:2023年1月16日)
会員数22,512人
アトラアカデミーに無料会員登録すると
-
法令など業界の
最新情報をGet! -
オリジナル動画が
見放題 -
実務に役立つ資料を
ダウンロード