複数院経営を上手に続けるコツ
経営が順調で分院、分院と進めていたら複数院経営になっていた!ということもあるかもしれませんね。でも必ずそこには「計画」が必要です。
複数院経営
柔道整復師としての資格を取得し数年間、接骨院で勤務をして独立をする。
現在経営者という方の中にはこんな流れが当たり前という方が多いのではないでしょうか。
しかし、現在は必ずしもこの流れを目指さず勤務柔道整復師のままという方や分院として院長を務める方も増えてきています。
皆さまのところでも、勤務柔道整復師が育ってきて1院を任せることができそうだ、ということで分院をつくったという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
経営が順調で分院、分院と進めていたら複数院経営になっていた!ということもあるかもしれませんね。
でも必ずそこには「計画」が必要です。
なぜならあなたは1人だからです。
100年後も続く院
もしもの時、あなたが分裂することはできないのです。
先ほど申し上げました通り、現在は勤務柔道整復師として勤務を続けたいという人も、独立よりも分院の院長としてがんばりたいという人もいらっしゃいます。
そういった方たちと上手に院経営を回していかなければなりません。
しかし、残念ながら分院の院長をやっていたけど、やっぱり独立したいと考える人も出てくるでしょう。
その方が独立して成功するかは別問題ですが、重要なことは「一緒に経営をしていきたい」と思わせることです。
優秀な人材が残る組織です。
では、どんな組織なら残ってくれるでしょうか?
柔道整復の施術所は全国にいまや48,024件(平成28年データ)。
(※参考:厚生労働省「保健・衛生行政業務報告(衛生行政報告例)」)
計画なしでの開院では院の存続は難しい時代と言えます。
そんな時代。
複数院を経営する組織において、働くメリットは0から始める必要がないことがまず挙げられるでしょう。
そして、組織として成り立っているならば院長からのさらなるステップアップの可能性もあるでしょう。
あなたがいなくなってからも続く院。組織。
スタッフのステップアップは院、組織の存続も可能にします。
あなたの院が100年後も続いている。
可能ですよ。
登録すると続きをお読みいただけます。
既に会員登録をお済ませいただいている方は、
ログインページよりログインしてお進みくださいませ。
アクセスランキング
-
1
柔整師・鍼灸師の施術メソッド -
2
柔整師・鍼灸師の施術メソッド -
3
接骨院の運営知識 -
4
患者さまに伝えたい健康情報 -
5
柔整師・鍼灸師の施術メソッド
関連記事
-
はじめての開業 -
はじめての開業 -
はじめての開業
関連記事
-
2021.07.29請求団体?個人請求?開業前に決めておきたい療養費請求方法新規開業、請求団体の乗り換えなど、療養費の請求業務について検討するタイミングは様々です。療養費請求団体や請求ソフトを選ぶ上で、多くの方が直面する問題があります。それは「何を基準に選べばいいかわからない」ということです。自分の院は個人請求・請求団体どちらが合っているのか、どのようなポイントを押さえておくべきなのか。妥協せずに選択するために押さえるべきポイントについてご紹介します。(公開:2020年1月7日、更新日:2021年7月29日) -
2023.12.21柔道整復師、鍼灸師の求人応募が来ない理由柔道整復師や鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の求人票をハローワークやホームページに載せているものの、ほとんど応募が来ない、来ても欲しい年齢層からの応募が来ない、分院長を任せられるような人材が来ない…等、採用でお悩みの方は数多くいらっしゃるようです。今回は「求人応募が来ない原因の分析」と「応募が来るコツ」についてお話したいと思います。(公開:2020年10月21日、更新:2023年12月21日) -
2021.04.23開業前に要チェック!受領委任を取扱う「施術管理者の要件」とは?施術管理者とは、施術所における療養費の受領委任に係る取扱い全般の管理者のことです。以前は、柔道整復師、はり師、きゅう師又はあん摩マッサージ指圧師の国家資格を有していれば施術管理者になることができました。しかし、柔道整復は2018年4月から、はり、きゅう師、あん摩マッサージ指圧では2021年1月から、施術管理者の要件として実務経験と研修の受講が要件とされました。施術管理者となるための要件について、それぞれ詳しく解説を行います。(公開:2018年7月9日、更新:2021年4月23日)
-
法令など業界の最新情報をGet! -
オリジナル動画が
見放題 -
実務に役立つ資料を
ダウンロード