ゲスト・エキスパート

矢野 潤
Yano Jun
カウンセリングと施術の「体系化」を実現
技術とカウンセリングのパイオニア
患者さまが抱える本質的な身体の悩みを引き出す聞き取り方とその答え方、姿勢分析などを、誰でも用いることができるように体系化。現場で施術を行っていた頃は、そのカウンセリングテクニックとトムソンテーブルを活用し、理想的な自費型接骨院を作り上げました。
◆「姿勢アプローチ」への可能性を秘めたトムソンテーブルとの出会い
矢野氏が20代の頃はスポーツジム併設の接骨院に努めていました。この時すでに、写真を使用した姿勢分析を施術に取り入れており、定期的に撮影を行うことで、患者さまと身体がどう変化してきているのかを一緒に確認していたと言います。
それから1年半後、別の接骨院に転職した矢野氏はトムソンテーブルと出会います。当時、トムソンテーブルは「カイロプラクティックの機材」というイメージが強く、接骨院で導入している場合もどう患者さまに勧めるのか、どう利用していいのか分からない施術者が多いのが現状でした。
矢野氏も、初めは見た目に圧倒されましたが、使用してすぐその魅力に気づきます。今までの施術は「筋肉」に対して行っている感覚が強いのに対し、トムソンテーブルは「骨」に対して直に施術している体感がありました。患者さまの喜びの声も多く、本当に骨にアプローチができるんだと、矢野氏はトムソンテーブルの魅力に引き込まれていきました。
そして、前の接骨院で行っていた姿勢分析と、姿勢調整を行うトムソンテーブル。この2つが一緒になれば面白いのではと、矢野氏は感じるようになりました。
◆施術の再現性を維持するために必要な「体系化」
その後、別院の院長として勤務することとなった矢野氏は、院のコンセプトとして「姿勢」を全面に出した院を作りたいと考え、本格的にトムソンテーブルに力を入れ始めます。そして、新しいスタッフ教育プランの一環として、カウンセリング(問診)の体系化を進めました。
当時の接骨院業界は、現在ほどカウンセリング(問診)が詳細に行われておらず、患者さまは自分の身体が今どういう状態で、なぜ施術が必要なのか分からないまま施術を受けていることが多かったと言います。また、施術者ごとにヒアリング内容も変わってしまうため、院中でもカウンセリング(問診)内容の質に差が出てしまうことがありました。
また、教育面から見てもカウンセリング(問診)の体系化は重要課題でした。今までの接骨院では、院長や先輩の背中を見て学ぶということが当たり前でしたが、それでは人によって結果に差が出てしまうこともあります。矢野氏は、スタッフのレベルを合わせるには、教育内容をしっかり体系化させる必要があると感じていたのです。
トムソンテーブルであれば、検査から施術までの流れがすでに構築されているため技術習得しやすく、院内のスタッフにも統一して教えることができます。それに加え、姿勢分析と誰でもできるカウンセリング(問診)方法があれば、院全体で施術の再現性をある程度保つこともでき、院の体質を大きく変化させることができる。そう感じた矢野氏は、一回のカウンセリング(問診)に重きを置き、誰でもできるように体系化させた「矢野式アセスメント」を生み出しました。
◆「先生」から「患者」へ行うべきカウンセリングを接骨院でも
矢野氏は、「患者さまの生活習慣や考え方を細かく聞き、患者さまですら気づいていない潜在的な悩みを見つけ出し、その悩みに対して日常的なアドバイスする」ことこそ「施術者(先生)」が「患者さま」へ行うべきことだと感じていました。
それは、医療現場等では当然のように行われる「ヘルスアセスメント」に当てはまるものであり、これを接骨院でも行えるよう考えだされたのが「矢野式アセスメント」です。
「矢野式アセスメント」の評価基準は3つ。
①評価基準を明確に作る。
②多角的な目線から患者さまの悩みの原因を見つける。
③悩みの原因を患者さまに知ってもらって解決方法を提案していく。
患者さまの目線に立って行われるカウンセリング(問診)・検査・施術により、矢野氏が院長を務める接骨院の自費比率は高いものとなりました。
◆業界の動き・患者のニーズの変化に対応していくテクニック
現在は、ほねつぎチェーン研修総責任者を務め、研修カリキュラムの構築を行っています。また、「トムソンテクニックセミナー」では再現性の高いノウハウを構築し、受講者の自費施術売上を大きく伸ばすことに貢献しています。
施術者・患者さまが、今以上にお互い分かりやすいカウンセリング(問診)やチェック方法はないか。
患者さまに施術を受ける価値をいかに理解していただくか。
限られた時間の中で何を聞くべきか、どれくらい話すのか。
矢野氏は常に、業界の動きや患者のニーズの移り変わりを見極め、カウンセリング(問診)内容やアプローチ方法のブラッシュアップをし続けています。
◆「姿勢アプローチ」への可能性を秘めたトムソンテーブルとの出会い
矢野氏が20代の頃はスポーツジム併設の接骨院に努めていました。この時すでに、写真を使用した姿勢分析を施術に取り入れており、定期的に撮影を行うことで、患者さまと身体がどう変化してきているのかを一緒に確認していたと言います。
それから1年半後、別の接骨院に転職した矢野氏はトムソンテーブルと出会います。当時、トムソンテーブルは「カイロプラクティックの機材」というイメージが強く、接骨院で導入している場合もどう患者さまに勧めるのか、どう利用していいのか分からない施術者が多いのが現状でした。
矢野氏も、初めは見た目に圧倒されましたが、使用してすぐその魅力に気づきます。今までの施術は「筋肉」に対して行っている感覚が強いのに対し、トムソンテーブルは「骨」に対して直に施術している体感がありました。患者さまの喜びの声も多く、本当に骨にアプローチができるんだと、矢野氏はトムソンテーブルの魅力に引き込まれていきました。
そして、前の接骨院で行っていた姿勢分析と、姿勢調整を行うトムソンテーブル。この2つが一緒になれば面白いのではと、矢野氏は感じるようになりました。
◆施術の再現性を維持するために必要な「体系化」
その後、別院の院長として勤務することとなった矢野氏は、院のコンセプトとして「姿勢」を全面に出した院を作りたいと考え、本格的にトムソンテーブルに力を入れ始めます。そして、新しいスタッフ教育プランの一環として、カウンセリング(問診)の体系化を進めました。
当時の接骨院業界は、現在ほどカウンセリング(問診)が詳細に行われておらず、患者さまは自分の身体が今どういう状態で、なぜ施術が必要なのか分からないまま施術を受けていることが多かったと言います。また、施術者ごとにヒアリング内容も変わってしまうため、院中でもカウンセリング(問診)内容の質に差が出てしまうことがありました。
また、教育面から見てもカウンセリング(問診)の体系化は重要課題でした。今までの接骨院では、院長や先輩の背中を見て学ぶということが当たり前でしたが、それでは人によって結果に差が出てしまうこともあります。矢野氏は、スタッフのレベルを合わせるには、教育内容をしっかり体系化させる必要があると感じていたのです。
トムソンテーブルであれば、検査から施術までの流れがすでに構築されているため技術習得しやすく、院内のスタッフにも統一して教えることができます。それに加え、姿勢分析と誰でもできるカウンセリング(問診)方法があれば、院全体で施術の再現性をある程度保つこともでき、院の体質を大きく変化させることができる。そう感じた矢野氏は、一回のカウンセリング(問診)に重きを置き、誰でもできるように体系化させた「矢野式アセスメント」を生み出しました。
◆「先生」から「患者」へ行うべきカウンセリングを接骨院でも
矢野氏は、「患者さまの生活習慣や考え方を細かく聞き、患者さまですら気づいていない潜在的な悩みを見つけ出し、その悩みに対して日常的なアドバイスする」ことこそ「施術者(先生)」が「患者さま」へ行うべきことだと感じていました。
それは、医療現場等では当然のように行われる「ヘルスアセスメント」に当てはまるものであり、これを接骨院でも行えるよう考えだされたのが「矢野式アセスメント」です。
「矢野式アセスメント」の評価基準は3つ。
①評価基準を明確に作る。
②多角的な目線から患者さまの悩みの原因を見つける。
③悩みの原因を患者さまに知ってもらって解決方法を提案していく。
患者さまの目線に立って行われるカウンセリング(問診)・検査・施術により、矢野氏が院長を務める接骨院の自費比率は高いものとなりました。
◆業界の動き・患者のニーズの変化に対応していくテクニック
現在は、ほねつぎチェーン研修総責任者を務め、研修カリキュラムの構築を行っています。また、「トムソンテクニックセミナー」では再現性の高いノウハウを構築し、受講者の自費施術売上を大きく伸ばすことに貢献しています。
施術者・患者さまが、今以上にお互い分かりやすいカウンセリング(問診)やチェック方法はないか。
患者さまに施術を受ける価値をいかに理解していただくか。
限られた時間の中で何を聞くべきか、どれくらい話すのか。
矢野氏は常に、業界の動きや患者のニーズの移り変わりを見極め、カウンセリング(問診)内容やアプローチ方法のブラッシュアップをし続けています。
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