




◆ 季節コラム
東洋医学で見る現代の「食」
~病は食べすぎから~
秋といえば「芸術」、「行楽」、そして「食欲」ですね。 気温もぐっと下がり、夏に比べて食欲も出てくるでしょう。露出度が下がることで気がゆるみ、ついつい食べ過ぎてしまうという方も多いのではないでしょうか。今回はこの「食べ過ぎ」に焦点を当ててお話したいと思います。
食べ過ぎの原因は大きくふたつに分けられます。
ひとつは、ストレスや欲求不満などの「心的原因」です。満腹中枢は、ストレスに弱く、ストレスを受けることによって糖分の過剰摂取に至ってしまいます。満腹であることを知らせる役割を担っているのは、視床下部にある食欲中枢のセットポイントです。このポイントが低く設定されていれば少量の食事でも満腹感を得られますが、高いと食べ過ぎの原因となるのです。
そしてふたつめは、単純に我慢できないという「意思の弱さ」です。
代表的なものはレストラン等の外食、特にビュッフェ形式のものに走ってしまうこと。自身の適正な食事量・カロリー量より圧倒的に多いのは分かっているはずなのに、ついついお腹が痛くなるまで食べてしまいがちです。その結果、三度の食事の際にも「もう少し食べたい」という過度な食欲を止めることができず、徐々に食事量も増えていきます。
また「意思の弱さ」だけが原因とは言い切れませんが、早食いもその一因となります。満腹感は、食べる量だけでなく時間にも影響されます。血糖値の上昇とインシュリン増加によって満腹中枢が刺激されますが、それには10分から20分程度の時間が必要で、早食いの人はこの満腹感を感じるまでの間に、不自然に食べ過ぎてしまう傾向があるのです。
食べ過ぎによる弊害は様々なものがあります。高脂血症や高血糖を引き起こし、さらに脳血栓や脳梗塞などにつながっていく可能性も高くなります。また、糖尿病や肥満の原因にもなり、さらにはガンの原因となることさえあるのです。
東洋医学では「病は食べ過ぎから起こる」と言われ、「腹八分目」を勧めています。食べ過ぎると、膵臓や胃腸全般の機能を支配している「脾」の機能が低下するためです。
「脾」とは、消化吸収の働きの総称であり、気と血を生み出す源です。胃腸で消化された飲食物を気(エネルギー)や血に変えて心肺へ送り、そこから全身に運搬される一連の働き("運化作用"と言います)を担っています。
「脾」の機能が低下すれば、この"運化作用"と、取り込んだエネルギーを昇らせる働きである「昇清」のバランスが崩れ、様々な症状を生み出します。また、気と血を生み出す「脾」には、血を管理する"純血作用"もあります。この"純血作用"も低下しますから、さらに様々な弊害を生み出すこととなるのです。
さて、そんな食べ過ぎの原因のひとつである「ストレス・イライラ」に、図のようなツボはいかがでしょうか。
食べ過ぎをなくすためには、生活習慣を改善することが必要となります。そのためには食欲をうまくコントロールすることが重要と言えるでしょう。
執筆:東三国整骨院 南 洋介院長
当院では、「皆様方お一人お一人の健康・予防のお役に立ちたい」という思いから、その人その人の御身体の状態に合わせた最適な施術方法を選び抜き施術を進めていきます。手技・矯正を主体に、電気治療器、エアーマッサージ器、温熱などを掛け合わせて治療をし、現在患者様から沢山の御礼のお言葉を頂いております。本当に有難く嬉しいかぎりです。
これからも一人でも多くの患者様の笑顔が見れるように、スタッフ一同万全の体制でお待ちしております!
- ■vol.1.花粉症の根本対策
- アレルギー体質を「根」から矯正
- ■vol.2.夏バテに効く対処療法と栄養バランス
- 夏バテで体がダウンする前に早めの対策を
- ■vol.3.東洋医学で見る現代の「食」
- 病は食べすぎから
- ■vol.4.合格に向けて集中力UP















